ミナカラ オンライン薬局 喜納信也 ファミマシー オンライン診療アプリ

ミナカラ代表取締役の喜納信也氏

ミナカラは昨年8月に3億円を調達しており、INITIAL によれば、この時点での時価総額は約14億円。今回、NTT ドコモとメドレーは合計で約44億円でミナカラを買収することが明らかになっており、この約1年で時価総額は3倍強に成長したと見られる

メドレーは、ミナカラから総額12.39億円の転換社債型新株予約権付社債(コンバーチブルノート)も引き受ける。

提供している薬品点数は2,500SKU

製薬メーカーとプライベートブランドの医薬品開発

ファミリーマート コンビニ受け取りサービス「ファミマシー」の実証実験

ドコモはオンライン診療アプリの共同運営の準備を進めている。オンライン診療などの機能を活用した患者ユーザー向け新サービスの早期開始を目的に、ミナカラが有する患者へのオンラインサポートのノウハウを活用する狙い。

コンビニエンスストア(CVS)大手のファミリーマート(東京都/細見研介社長)は、店内に設置した専用のボックスを介して、処方薬や市販薬を受け渡すサービス「ファミマシー」の実験を開始した。これまで大手調剤チェーンとの共同出店を行うなどの取り組みを行ってきた同社。全国に広がる店舗網を活用し、「薬を受け取れる場所」としての機能に集中しようという試みが始まった。

喜納代表は、薬剤師の資格を持つ。薬学部を出てITベンチャーに就職し、会社に勤めながら土日は薬局で働いていた。その後、ビジネススクールでMBAを取得したという異色のキャリアを歩んでいる。

『ミナカラ』はサービス提供後1年半で月間200万人以上のユーザーが集う「お薬情報総合サイト」に成長している。

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