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EBUNE-参加作家インタビュー

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作品「EBUNE」は多数の作家と地元住民、様々な協力者によって共同制作されています。この作品への参加作家が個人では普段どのような活動や制作をしているのか、各人へのインタビュー記事… もっと読む
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#柳生忠平

KOURYOU「家船」制作インタビュー

(聞き手=平間貴大) 瀬戸内国際芸術祭2019(以下瀬戸芸)(1)会場の一つである女木島は、高松港から北北東約4キロメートルに位置する瀬戸内海の島であり、おとぎ話「桃太郎」に登場する鬼ヶ島としても知られている。この女木島でKOURYOUが発表した作品が「家船」だ。 瀬戸内国際芸術祭2019「家船」外観 撮影:齋藤葵 家族で船に住み、東アジア一帯で漁業をしながら移動生活をしていた漂海民は、瀬戸内海で「家船」と呼ばれていた。既に消滅したと言われている彼らの歴史は古く、古代か

柳生忠平インタビュー-【連載】家船参加作家 / CLIP.14-

作品「家船」は多数の作家と地元住民、様々な協力者によって共同制作されている。この作品への参加作家が個人では普段どのような活動や制作をしているのか、レビューとレポート第10号(2020年3月)「家船特集」を皮切りに、各人へのインタビュー記事を連載形式で掲載する。 今回は柳生忠平へインタビューを行った。 柳生忠平(やぎゅう ちゅうべぇ) 妖怪画家・妖怪美術館館長。1976年小豆島生まれ 2019年 個展「柳生忠平 妖怪絵圖」(六本木 ストライプハウスギャラリー) アーティ