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〇プリンス~カーティス・メイフィールドの影響を受けた作品をカーティスの誕生日に発表~7月発売の『ウェルカム・トゥ・アメリカ』に収録予定

〇プリンス~カーティス・メイフィールドの影響を受けた作品をカーティスの誕生日に発表~7月発売の『ウェルカム・トゥ・アメリカ』に収録予定

【Prince, Curtis Mayfield Influenced 】

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(本作・本文は約7000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字で読むと、およそ14分から7分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと23分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)

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〇プリンス~カーティス・メイフィールドの影響を受けた作品をカーティスの誕生日に発表~7月発売の『ウェルカム・トゥ・アメリカ』に収録予定

【Prince, Curtis Mayfield Influenced 】

誕生日。

プリンスが、カーティス・メイフィールドの誕生日、6月3日に来月(7月)30日に発売される未発表音源の新作『ウェルカム・トゥ・アメリカ』に収録予定の未発表新曲「ボーン・トゥ・ダイ」を発表した。そして、今日、6月7日はプリンスの63歳の誕生日。ハッピー・バースデイ。

Prince - Born 2 Die


https://www.youtube.com/watch?v=febeHW4EO4o

これが一聴するとまさにカーティス・メイフィールド。それをカーティスの誕生日に発表してくるところがなかなか粋だ。

この曲のベースは、タル・ウィルケンフィールド、ドラマーはクリス・コールマン、ヴォーカルにシェルビー・Jとリヴ・ウォーフィルド、エリッサ・フィオリロ。2010年3月12日にペイズリー・パーク・スタジオで録音された。このとき、他に、「ウェルカム・トゥ・アメリカ」と「ホエン・シー・カムズ」、「ラニング・ゲーム(ソン・オブ・ア・スレイヴ・マスター)」が録音された。ちょうどオバマ大統領が就任した2年目になるあたり。ちょうど、プリンスは友人のドクター・コーネル・ウェストのユーチューブを見ていた。そこでウェスト博士は「私はブラザー・プリンスが大好きだ。でも、彼はカーティス・メイフィールドじゃない」と言っていた。すると、それを見たプリンスは、「おおっ、そうか、いずれわかるよ」と言ったという。

ドクターコーネル・ウェスト

(ドクター・コーネル・ウェスト)

また、『ウェルカム・トゥ・アメリカ』の収録曲リストが発表された。

Prince - Welcome 2 America Track List

1. "Welcome 2 America"
2. "Running Game (Son of a Slave Master)"
3. "Born 2 Die"
4. "1000 Light Years From Here"
5. "Hot Summer"
6. "Stand Up and B Strong"
7. "Check the Record"
8. "Same Page, Different Book"
9. "When She Comes"
10. "1010 (Rin Tin Tin)
11. "Yes"
12. "One Day We Will All B Free"

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■最近の関連記事

2021・04・13付け

https://note.com/ebs/n/n09c7cc1eaa0d

〇米CBS『60ミニッツ』がプリンス特集

【"60 Minutes” Featured On Prince】

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プリンスの2021年7月発売の未発表音源のアルバム『ウェルカム・2・アメリカ』について、米CBSの人気長寿ドキュメンタリー『60ミニッツ』(2021年4月11日=日本時間12日午前8時)で約13分の特集が組まれた。

そのフル映像(約13分33秒、ユーチューブ)


→https://bit.ly/2PN0XQp 
米CBSのサイトでも視聴可→


https://www.youtube.com/watch?v=lN0Lw8NebDI&t=335s

司会はスポーツ・ライター/テニス・ライターとして知られるジョン・ワイトハイム。2008年ウィンブルドン・テニス、男子決勝でのフェデラー対ナダルの世紀に残る死闘をヴィヴィッドに描いたドキュメンタリー著作を出している。試合時間4時間半だが、雨による中断で実際はもっと長い時間がかかった決勝で、3-2でナダルが勝利したもの。

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https://amzn.to/2PVHZqG

取材に答えるのはニューパワー・ジェネレーションのモリス・ヘイズ、シェルビーJ、現在アーカイヴにかかわっている元レディーガガ・マネージャーでスポティファイ・ディレクター、トロイ・カーター。

この中でヴォールト(アーカイヴ)には完成・未完成も含め8000曲以上あり、西暦3000年まで毎年アルバムを出せるほどだという。プリンスは次々録音していき、すぐに次のプロジェクトに進んでしまうので、未発表曲がどんどん増えるという。ここでは、7月発売のアルバムからタイトル曲「ウェルカム・2・アメリカ」のほか、「チェック・ザ・レコード」、「ボーン・トゥ・ダイ」の一部を披露。後者は、プリンスとも知己のあるドクター・コーネル・ウエスト(教授、ブラック活動家、著作多数。1953年6月2日オクラホマ州タルサ生まれ)の古い映像で、プリンスとカーティス・メイフィールドを比較してメンションしていることを機に作った、カーティス風の曲。ドクター・コーネルはその映像で、「プリンスは素晴らしい、だが、カーティス・メイフィールドとは比較できない、と言っていたんだ。それをプリンスがみて、『おおっ、そうか』ということで、カーティス風の曲を書くことになった、とヘイズが説明する。そこで、ここではカーティスのようにファルセットで歌っている。

シェルビーによれば、このペイズリー・パークは週7日24時間あいているようなもので、プリンスは夜中の2時半でも電話してきて、「何、してる?」という。「もちろん、寝てるわよ」と答えるが、「歌いたい気持ちあるか?」と尋ねてくる。

ヴォールトは、チャンハッセンのペイズリー・パーク・スタジオの地下一階に電子ロックされ、厳重に保管され、普通の人は入れない。そこにはマルチのマスター・テープ、2トラック・テープ、手書きの歌詞、メモ、ビデオなど所狭しと置かれている。トロイ・カーターは、初めて「リトル・レッド・コーヴェット」の手書きの歌詞を見たときには鳥肌が立ったという。今回こうしてアーカイヴに触れているときには、上からプリンスのサードアイ(三つ目の目)で見られているように感じるという。(ここ、サイド・アイ=流し目=とも聞こえるので、プリンスに流し目で見られている気がする、とも訳せるかもしれない)

シェルビーたちは、「録音して発表されてない曲は?」と問われ、「たくさんある」と。シェルビーは、「プリンスはここミネアポリスに生まれ育ってからずっと、社会問題を見据え、人種問題、不正義の問題などを以前から歌に託し、常に時代とともにプリンスは生きてきた。ブレオナ・テイラー、ジョージ・フロイドといった人たちが犠牲になっているが、プリンスはそうしたことを常に気にかけている。それがこんどのアルバムにも表れている。彼は、まさに時代とともに生きている。世界もこのアルバムで、今の問題を直視すると思う」と証言する。そして、「決して休むことなくクリエイトしてきた人物」と感嘆する。

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プリンス


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『60ミニッツ』はご存じの通り、米3大ネットワークのひとつ、CBSの長年続く看板番組。日曜の19時という、誰でも見られる時間帯の硬派ドキュメンタリーだ。しかも、丁寧にお金と時間をかけて10数分のストーリーにまとめる。そこで膨大な未放送映像が残ることになる。下記の『60ミニッツ・オーヴァータイム』は本編で紹介されなかったアウトテイクの映像。(ただし、本編で紹介されているものが含まれる)

60 Minutes Overtime (5:38)



https://www.cbsnews.com/news/prince-album-welcome-2-america-60-minutes-2021-04-11/

スタジオB は、マジックが起こるところ。

モリス・ヘイズは、あるときベース、ドラマーらとジャムセッションをしていたら、それを見たプリンスがエンジニアを呼び出し、すぐに録音しようとなり、1日で8曲も録音したという。そのうちの何曲かは、『エクスドス』になった、という。かくも、プリンス・ヴォールトには未発表曲がどんどんと増える。

シェルビーが「ウェルカム・2・アメリカ・ツアー」について語る。「『ウェルカム・2・アメリカ』の楽曲をレコーディングし、セットリストも作って、写真撮影までしたけど、結局、それらは一曲もツアーではやらなかった」という。

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さっそく、プリンス研究家のキッドさんが、簡単なまとめをブログに。
https://t.co/JyIRKPBGEH?amp=1

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それにしても、8000曲、アルバム1枚に10曲いれるとしてアルバム800枚、毎年出していっても800年かかるから、3000年までかかるというのもあながち大げさな話ではない。

スペインのガウディ―のサグラダ・ファミリアは完成に2-300年かかるそうだが、このプリンス・ヴォールトは800年で、その比ではない。気が遠くなる。

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