2023年9月17日 日曜：ただ他人事のように認めて、それでおしまい

朝はのんびりしようかと思いそうになって、出かける事を思い出して起きる。7時前。急いで娘のシャワーとごはんだけあげて、とにかく荷物をまとめて出かける。

母が地元の竹のワークショップを受けに行くことになっていて、その先生が学校の先輩、というか私が竹を始めるきっかけになった人だったので、少し挨拶に行きたくて。以前も母が参加したんだけど、その時の私なら近くにいても挨拶に行こうとは思わなかったかもな。

母の家で合流して車のあとをついていく。なんとなくただ、顔を見せに行きたいと言うか、そんな気持ちだったから、何を話したいとかなかったので実際会っても何したいのかとかなく、軽く挨拶してお煎餅渡して帰ろうとしたら「もういいの？」と逆に言ってもらってしまって、ワークショップが始まるまで話してくれる。なんてことない話だけど。

うまくやれたら、とか前は思ったし、今だってできるならうまいことやりたいけど、なんか別にどうでもよくなってきたな。

帰りにパン屋に寄って霞ヶ浦でもみながら食べようかと思ってたけど、日曜休みだったのでマクドナルドへ行って、それから適当に浦沿いの公園にナビを合わせて向かう。

霞ヶ浦さえ見えれば、大体どこの公園でも悪くないというか、このあたりのはなんの変哲もないただ広々とした場所であることが多いから、もう、それで十分。人はどこも少ないし、どの公園へ行っても駐車場があって、浦が近ければ。でも、行った公園は芝生がきれいに管理されてて、ベンチなどもあり、思った以上に広々としてよかった。

先に来て走ったりしている家族がいて、でもその家族だけ。子ども2人とお父さんがひとしきり駆け回って、そして帰ってった。我々もベンチに腰掛け、持ってきた珈琲とお茶、水で休憩。マクドナルドも、娘用に用意したパンもすでに車内で食べ終えちゃった。

最近、気持ちのよさそうな宿を見つけては、娘と行きたいなあなんてブックマークしてる。気持ちのいい眺めの整った場所でのんびりしたいなあって。ここは宿ではないけど、その気分が達成された気がした。

前は嫌がったけど、今回は芝生に下ろしても楽しいみたいだった。夢中で辺りの草をむしっては渡してくれた。緑の草より、枯れ葉が気に入ったようで、緑色の中に時折ある茶色く枯れた葉を見つけてはちぎったり指さしたりしてた。

浦沿いは自転車の人たちのお気に入りの道なのか、たくさん自転車乗りたちが集まってた。我々のベンチの側にもビアンキに乗ったおじさんがきて、自分の自転車の写真を撮り、それからベンチを引っ張って移動させて腰掛け(ベンチって移動させるという手があるのか！)、SNSにでもアップしているようだった。娘が何度も気になってみていたので少し挨拶したりして。