「ものの片づけの基本」:①いまを知る

①いまを知る
②要・不要を判断する
③ものが働きやすい環境を用意してあげる
④その状態をキープする

いまを知るために

とにもかくにも現状把握から。

今回なんで片づけしたいのか、どういう暮らしにしたいのかを考えることが大切。こんまりさんの片づけの本でも

モノを捨てる前に「理想の暮らし」を考える

とあるんだけど、まず片づけてどんな暮らしにしたいのか考えないと方向性が錯綜したりする。

料理をする時間を楽しめるようにしたい!なら、台所の整理の仕方や、ものを置くスペースの考え方が台所寄りになるし、料理はしない!それよりもお酒飲んで爆音かけてダンスするスペースが欲しい!!だったら台所をダンシングスペースにしたりするかもしれない(近所迷惑にならない程度に)。具体的なイメージがあるひとは、それに合わせてPinterestやらinstagramやら雑誌やらでビジュアルイメージをかきあつめたり、文字ベースの方がイメージつきやすいひとなら、そういう暮らしのシーンが描かれてる本を片っ端から読んで文章からたっぷり影響受けるとか、耳からのイメージが入りやすいひとなら、そんな暮らしに合うプレイリストをとにかくつくって、それをかけながら片づけすると方向性を保って動けるかもしれない。

そんなふうに目的がはっきりしてる場合はそれに向けて進めてけばいいけど、どうしたいかとかよくわからないんだけど、なんとなく片づけしたくて・・・という場合だってあるはず。

そんなふうにどうしたいかわからない時は、なんで片づけしたいと思ったのかについて、よくよく考えてみるといいと思う。歩くたび何か踏んづけるのが気持ち悪い、とか、いつも何がどこにあるかわからなくて困るとか(具体的に何を見つけたいのか優先順位をつけていくと片づけの手がかりが増える)、いま困ってることを上げてくと、どういう暮らしがしたいのかが見えてきたりすることもある

じぶんだけで質問がうまくできないときは誰かに質問してもらったり(あまり誘導したり批判したりするようなやりとりをしないひとをどうにか見つけて)すると気づくことが増えてくかも。(多分そういうときに整理収納アドバイザーのひとにお願いしたりするんだろうな)

そんなふうに、どうしたいかな〜のざっくりした方向性だけでもなんとなく掴めたら、いま目の前にある状況をしげしげと眺めると、あ、このあたりのものは要らないかもな、とか、この辺のスペースで踊れたらいいな、とか、段々具体的なことが見えてきたり、よりイメージの尻尾をつかめるようになってきたりする。

これも最初から100%の完成形なんてイメージしなくてよくて、なんとなく、北北西の方に進めばなにかあるかもしれない、くらいざっくりした方向性でいい。進んでるうちに、もっと具体的な方向性が見えてきたり、逆に、あ、こっちじゃなかった!とかに気づけたりするから。こっちじゃなかった!に気づくためにも、一旦目標をつくるのが大事、それがないと、こっちじゃなかったことにすら気づけないから。なにか進むための足場、とっかかりみたいなものを用意するって、それだけのためくらいのものです。

もーーーなんにも思い浮かばない!!!て場合は、片づけ得意な人にお願いして、方向性をつくってもらって、それで進めていくなかで感じる違和感が出てきたら改めて考えたらいいと思う。(片づけの方向性を変えたとしても怒らないひとにお願いして)

↓つづく


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