2023年2月22日 水曜：『表現する言葉』

朝は7時過ぎに起きたかな。なんとなくまた少しぼーっとした日がはじまってる。掃除洗濯。エアコンを止めてる時間も増えてきて、その下に干してる洗濯物が乾かないことが出てきたので、外へ干しに出る。季節が変化してる。

気づけば2月ももう終わりで、初節句に作ろうと思ってるおいなりさんの練習をしようかと思い立った。なんとなく砂糖を入れないおいなりさんへの興味があって、ついそうしてしまう。

できるとおいしそうで、朝ごはんに食べる。やっぱり少し味が薄いような感じがするというか、インパクトが弱いんだけど、これはこれでおいしい。具材をのせるならこのくらいでいいのかな、砂糖もやっぱりいれたほうがいいのかな、などと目的地が定まらないままいるので、今自分がどこにいるのかわからない。

朝のうちに木の器がやってきた。ネットで探してる時、広告で上がりやすかった器。そういうふうに広告されてるやつはちょっと違うかな、と思ったりしたんだけど、色々見ててもそれがいいような気がして。でも在庫が切れていたので買えないままだった。いろいろ検索してたらInstagramを見つけて、見ててもなんだかよさそうで。思い立ってネットショップに直接連絡してみたら、いろいろやりとりしてくれて直販してくださった。そのやりとりがなんとなく楽しかったし、いろいろとよくしてくれた。

声をかけてよかったなーというのと、私も竹細工をやっていたりしたから、そういうのもあるのかな、なんて。人とやりとりすることがあっても、デザインより竹細工の方が話題になりやすい。それは楽しいことでもあるけど、でも自分は気をつけないとなと思ったりもする。何をしてるかとかももちろん大事だけど、それがなくても、その人はその人だから、その人からの動きみたいなものを見つめられるようであれたらな、って。

散歩してておしゃべりするお母さんたちも、何をしてる人か、してた人かなんてわからないけど、その佇まいに魅力を感じて、素直に尊敬できる感じがあるから。人にはいろんな面があるけど、自分がそう思える部分を、そのまま思っていられるといいなって。そう思えない部分があっても、それで覆い尽くさないで。

本など読んで、少ししてからまたお散歩へ出る。友人が、子が「ぐずる」という表現はどうかな、というようなことを書いていて、それから考えていた。ぐずる、って語源を調べたり、その言葉の持つ感じをみたり。私だったらなんて言い換えるのかなって。

愚図るて書くとひどい感じがするけど、元々は、口舌るってところから来てるようで、いろいろ述べ立てるって意味だったみたい。それを愚図るに変えたのは誰の想いだったんだろ。大変だったのかもな。

子のぐずる、は何かを訴えるって感じより、自分自身にこもって、何か自分でもどうしたらいいかわからない感情の噴出って感じ。泣く、は訴えだけど、ぐずるは違うんだよな。言い換えなんかをしらべてたら、むずかるってのが出てきた。憤るって書いてむずかる。あ、こっちかも！と。自分自身へのフラストレーションの噴出だったら、憤ると同じ字でもなんとなくあってるような気がして。

そんな事を考えてると、「表現する言葉」というのに連動してちょうど読んでた本にあった言葉を思い出した。