タモリの「ジャズだね」をおぱぱしてみる

ミスターセンクス氏が
面白い記事を投稿していた。
タモリの最上級の褒め言葉は
「ジャズだねえ」らしい。
ジャズな人とは何かと言えば
向上心がない人のことを言うらしい。
向上心がある人は
今日が明日のためにあり
向上心がない人は
今日が今日のためにあると
タモリは言っている。
タモリ独特の哲学であり
今現在を生きるということに
重点を置いていることが伺える。
「夢があるようじゃ人間終わり」とも
言っていて徹底した現在主義である。
タモリは過去と未来を否定し
現在を肯定した生き方を推奨する。
一方で私の描くおぱぱ的世界観は
過去と現在と未来を
全否定し全肯定する。
「おぱぱだねえ」は
その意味で「ジャズだねえ」とは
一線を画すワードである。
タモリは意味を否定している。
ひたすら意味がないことを
目指している。
一方、私はおぱぱする時
意味を全否定しながら全肯定する。
おぱぱ的世界の半面では
言葉には意味が必ず存在する。
言葉が発せられると解釈が生まれる。
私は面と向かって
「愛してるよ」と叫ぶと同時に
愛してると発した瞬間に
生まれてしまうことが避けられない
「憎悪」に対しても
「愛してるよ」と叫ぶのだ。
憎しみも抱きしめて欲しいのだ。
私はそう思う。
愛と言う憎悪。
憎悪と言う愛。
憎しみを抱くと
憎しみは泣いていた。
そして私の腹には
ナイフが突き刺さっていた。
ここで憎しみに対して
「ジャズだねえ」と言うべきか
「おぱぱだねえ」と言うべきかを
意識が遠のく中で瞬間的に考える時
ジャズだねえとおぱぱだねえが
全くの同義であることを理解し
血まみれになった私は倒れ込んだ。

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