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省エネタイプな働き方の危険性

最低限言われたことだけ。あまり考えずに前例主義。余計なことを考えない。余計なことをしない。このような省エネタイプの働き方をされる方はどこにもいます。しかし続けていると今の組織を出たら何もできない使えないというレッテルを貼られがちです。

そうゆう人を量産してしまう社風には2つの問題があります。1つは上が強権政治だから「言っても無駄」という諦め。もう1つは上の決断力のなさ。なかなか決められない人ばかりでウダウダした長い会議が続き結局何も変わらずが繰り返されます。そうゆう場合、組織をよくしようと発言した人がむしろ冷遇されてしまうこともあります。それをみた他のヒトが正しいことを言わないほうが得だなと思ってしまうのです。正義がないのです。

そうゆう環境にいるうちに、否定も肯定もしない何も考えない省エネタイプのビジネスマンが量産されていきます。

省エネタイプビジネスマンはトラブルもないが成果もあがらないので、人事異動という「はないちもんめ」では、どの部署でもいいがどこもあまり活躍しないかもという存在になります。

但しこだわりも少なく、下にうるさくないので後輩には好かれていますが、上からさほど人気がないのがこのタイプです。特に体育会系な熱血上司にやる気がないと判断されます。しかしこのご時世は、下からすぐにパワハラと言われてしまうので「まあいいか」とほおっておかれることが多いのです。

省エネ的働き方は一見効率が良く見えて時代に合っている気がしますが、教えてもらいやすい20代は前向きにやったほうが得だと思います。クライアントや部下に必要とされることが価値。忙しくもないし、あまり働かなくてよいからラッキーは実は永遠でないです



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