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心と身体によい暮らしをする

「それストレスですよね」と病院で医師に言われて「それ言われても困る」と思った経験は誰でもあると思います。大切なのはストレスや心身の疲れの正体を知っていることだと思います。

人間のストレスの大きな原因は「温度」だったりします。上司に叱責されてムカつくとか落ち込んでストレスというのも確かにあると思います。ですが身体は実は「気温35℃以上」「乾燥して脱水症状」「狭い場所に長い間いて身体が辛い」「気圧の低いところにいる」ほうがストレスが大きいと覚えておくとよいと思います。人間も所詮生物だからです。暑い熱帯夜に眠気が来ないのは温度管理ができていないから自律神経がうまく働けないからです。

心身の体調不良の原因をつい会社の人間関係や残業時間だと思われがちですが、それと同じくらい環境に目を向けてください。明日からまた暑さが戻ってくるそうです。「金魚は水温が1℃違うだけで死んでしまう」ように、人間もたった5℃の温度差が致命的なストレスになっている場合が多いのです。暑さ寒さに弱い方、乗り物酔いしやすい方、女性の場合で生理周期で気持ちが変わる方等は特に注意が必要です。

温度だけでなく「汚い」「気圧=高層ビルだと気圧が低い」「うるさい、または静かすぎる」「クサイまたは香水がきつい」「明るさ」「狭さ」「椅子の高さ」「パソコンの画面の遅さ」「遠すぎる出勤時間」「静かすぎる環境」「窓が開かない閉じ込められたような環境」などもストレスの原因です。

ストレスは自律神経に関係しますので、めまい、頭痛、肩こり、のぼせ、冷え、関節痛、不眠、吐き気、下痢、便秘などいたるところに出ます。なので更年期障害とほぼ同じと覚えておくとよいようです。29歳前後のプレ更年期などの女性も注意が必要です。

「ストレスですね」と言われたら途方に暮れずに自分の働く環境と住んでいる環境を見直してください。すぐできるのは整理整頓。目線からいろいろな情報が入って来ると脳が整理されずにストレスになるそう。自宅で仕事をする方でモノが多い方は視線の先にあるものは少し片づけるなどをしたほうがいいと思います。

読んで頂きありがとうございました。ストレスを仕事のせいや人間関係にしがちな人はもう少し科学的に環境から見直してみるとよいと思います。あとは住まい。住まいを家賃や広さで考えず、駅からの距離と自分の感覚を大切にしてください。明るくて気持ちよいことが大切。もし1万の違いなら相性のよいところを選んでください。人間は環境の生き物です。



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