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ラクしてたくさんお金が貰えるとは

8時間で終わって残業ゼロ。人間関係も良くて仕事はラクチン。数字もなく、仕事もなく自由でかつ給料もいい仕事。そんな会社に出会いたいと誰でも思うと思います。ですがその仕事の最大の弱点はこれが続くのかという「飽き」。このままでいいのかという「不安」です。8時間それほどやることもなく自分でなくてもよい仕事で人生の大半を遣うには余りにも淋しいと思う人もなかにはいます。

会社選びは人間関係や社長の品格は大切ですが、仕事選びには「やりがい」というガソリンも必要です。誰がやってもいい、まして機械がやればいいような仕事、数字にも時間にも追われない仕事はランチと定時だけが楽しみになります。

仕事の「飽き」と最初は闘ってしまうのですが、社風という魔物に負けてどんどん自分の人格になつていきます。昼間の8時間の人格として
「穏やかだが何も考えない」
「いい人だか役に立たない」
「大事なところでもこだわらない」
「ニコニコしているが話してもつまらない」
「言っても無駄と思われているから話しかけられない」
こんなイメージになっていきます。それが自分の人格をのっとってしまうのです。


仕事で経済活動が伴わないと目標がわからなくなります。成長がないと退化してしまうものです。後輩や若い世代に抜かれてもいいやと思ってしまうととことん抜かれてしまうと思います。気がついたら社内でチームであってもチームのノーカウントな存在になります。ノーカウントになっているのは周りではなく自分なんです。

このような組織にいると長続きの方法の一つ「考えないこと」と「安定」という将来を誇りに思うことです。新卒でこんな会社に入れたらラッキーと思ってしまうかもしれませんが折角授かった頭や口や手足を存分に使えないというアンラッキーも伴うものです。どちらかを選ぶとしたら私はやはり自分が認められ仕事を選びたいと思います。「ありがとう」と言われたいからです。




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