コロナ一年の街の風景と自分たちのできること

駅でもコンビニでも、テレビのニュースの街の資料映像でも黒いマスクを顎にズラしているグループを見かけることか増えました。彼らの特徴は①若い男性の複数人のグループ②黒いマスク③ファッションはイマドキで悪いカンジではない④大きな声で話す⑤長めの髪の5つの特徴が挙げられます(あくまで私の観察レベルです)

あごずらしマスクは「俺って違うんだぞ」的なファッションアイコンになっているのかもと思います。街で仲間数人と闊歩して、周りに主張したいのは、この年代ではいつの時代でもあること。黒マスクなのはヒゲ的に見える視覚効果を狙っているのではという私見です。私の世代なら、ちょっとトッポイ学生が制服の裾を伸ばしたり、学ランを詰めたり、学生カバンを潰したりの現象と似ています。紺が当たり前だったマジソンバッグをあえて白を持つ感覚ですね。

知り合いの医療関係者は、「マスクを外した大声の会話」がもっとも感染しやすいと証言しています。変異種は感染力がさらに高くなっているよう。一般の方がワクチンを打ち終わり薬ができるまで気をつけていきたいものです。医師も大勢の飲み会の数日後に発症していることが多いと証言しています。やはりグループでの宴会は気をつけたいですよね。

街はこんなに賑わっているのに、まだまだ静かな戦場と化しているのは医療機関です。ワクチン2回打った医療従事者の方と久しぶりに直接お会いして感染対策をしながら、話を伺いました。ワクチンをされている方だと、少なくとも自分から感染させないと思えるだけでも違います。

この1年の、手探りでも前に進めければいけなかったみなさんの働く様子を伺い、普段めったに泣かないのに涙が出ました。テレビじゃわからない混乱ぶりでした。次の感染症対策のため今起きていることを記録されていました。整理ができたら、世の中に出すお手伝いをします。

例えばコロナ患者さんの使ったシーツをスタッフが敷地内で洗ったり、手術室の消毒に何倍も時間がかかったり。何より患者さんの足が遠のいたことでみんなが元気がなくなってしまったり。全てのことが初めてだからルールを作りながら進めたそうです。聞けてよかったです。私たちは今できることは、食べて寝る、動くを繰り返し健康的な暮らしをしながら、感染症防止をしっかりすることなんだと改めて思いました。

飲みに行きたい、旅にいきたい、おしゃれをしたい。何よりマスクなしで思いきり笑いたいという気持ちは少し先伸ばしにしてワクチンができるまでもう少し頑張っていければと思います。

マスクライフがスタートした当初は、みんながもとの生活に戻ることばかり考えていました。そして1年。コロナを落ち着かせるためにそれぞれができることをやっていきたいと思います。そして私は震災のとき、新型インフルエンザのときのように本業でお役に立てるように頑張ります。









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