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ウイズコロナを生き抜く思考法。「何者?」に答えはないが「こうなりたい」に答えはあるはず。

 今恵比寿駅から徒歩O分のオフィスは、歩いてこれるスタッフ1人が留守番をしています。オフィススペースのほとんどは空いています。家賃だけは毎月これかも振り込まなければなりません。

 昨日近所のアパレルの経営者方と、持ち帰りのコーヒーを待つ間にマスクごしに話しました。彼は、女性向けのアパレルの直営店の4店を全て閉めていて、かつ全ての従業員は全員自宅待機中だそう。2月から既にアジア系の観光客の来店が落ち込み、2月は前年の7割減だったそうです。特に原宿や青山のお店は外国人の観光客が戻らないと緊急事態宣言が明けても家賃と人件費が赤字とか。しばらくは我慢の時が続くと話しておられました。

 表参道や青山近辺の高級ブランド店は、軒並み店内がスケルトンになっています。商品も棚も全部撤去されています。地元の住民も最初は盗難防止と思ったようですが、今はもしかしたらこのままお店を閉めるのではと話しています。

  気になるのはそこで働いていた販売の方たちです。地方から出てきて都会で一人で暮らし。自宅に何もせずにいたら来月の家賃の心配も含めてどんなにか不安だと思います。東京だけでなく、日本全国の若い方が、このような気持ちになっていると思います。

 2月まではあれほどまでに人が足りないと言っていた飲食店もアルバイトはほぼ全員自宅待機と伺っています。もちろん心ある経営者の皆さんはアルバイトの方にも何らかケアをされていると思いますが、これが長期化したら小さな店や、組織だと維持が難しいかもしれません。テイクアウトやデリバリー。アルバイトの方も闘いたいと思っていてもそのチャンスがないのです。業態を変えてもなかなか元の売り上げにはならないようです。

 何もしないで一人で部屋にいても、なかなかいいアイデアも浮かばないかもしれませんが、今は守りのとき。今気にするべきは、自分が将来どうなっていたいのかを徹底的にイメージすることはできます。そうすることで何かが見えてきます。

 今は「自分って何?」という質問に答えが出ないと思います。答えのないことは考えないで、それよりも「自分3年後どうなっていたのか」はイメージしたほうがいいと思います。ヒトの脳というは90%以上が使っていないと言われています。しかしその使っていない脳=潜在意識支配されて、無意識に判断していることが多いそう。

 その普段使っていない脳を使うだけでかなり人生がうまくいくそうです。その潜在意識のなかに「自分はこうなりたい」というイメージがあれば意外にシンプルに数年以内にそうなっているそうです。方法は簡単。寝る前に数秒だけ自分のなりたいイメージを植えつけるだけ。

 「私なんて」とか「どうせ」と過ごしてきた人は潜在意識のなかに「隠れまあいいや」がたくさん入っていたのだと思います。本当は恵まれていて両親からも周囲からもとても愛されていたのに「自分はこんなもの」という場所に逃げ込んできたのかもしれません。本当は恵まれていてラッキーな人生のはずなのに、自分で自分を「そこそこラクに」「そこそこつまらなくしている」のかもしれません。そこそこ無難って実はとても難しいから・・。

 仕事でお金を稼げる人=プロは、自分でしかないこだわりや技をもっています。プロは大概「人には優しく仕事に厳しい」ので、そうゆう人を遠ざけてしまう傾向にあります。「類は友を呼ぶ」のですが、一方で「貧すれば鈍する」のでみんなでウイアーザー「まあいいか」「まあ仕方ない」に陥ってしまうのです。

 この「ウイアーザーまあいいか」の日々は、友達がたくさんいれば意外と心地よいのですが、心地よいのは学生のうちだけ。自分の合わせ鏡のような友人たちを見て30歳を過ぎたら愕然としてしまうかもしれません。

 時代が悪い、会社が悪いと言わずに。今はまず、自分のなりたい姿や生き方をイメージしてみてください。それを書いて寝る前に3回イメージして眠りにつくだけで数年後が違います。多分付き合う友人も変わります。味方にすべきは自分の使っていない脳=潜在意識。あなたの人生の最強の武器になるはずです。今こそその脳を鍛えてください。


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