「なんで」「どうして」と自問自答しない疲れない生き方

心身とも調子が出ないときは、「どうして自分がダメなんだろう」「なんでこうなってしまったんだろう」という自問自答ループに入りがちです。そうなっても絶対答えがないと思います。そんなときに思い悩むなと言っても仕方ないので「食べて、寝て、たまに動いてを繰り返したほうがいい」と伝えています。

自分に関心が行き過ぎてしまっているときは、自分の大切な家族や、お世話になっている恩人にしてもらったことを思い浮かべてみてください。そうすると感謝しかないので「ありがたいな」という気持ちになってきて少し暖かな気持ちになりますよね。身体と脳がほぐれていく気がします。

人生とは食べて寝て働くだけ。健康とは食べて、寝て、働くが日々できること。幸せとは誰かに必要とされること。そして私の人生の目標は穏やかな時間を得ることです。穏やかな時間というのは何もしないのではなくて、誰かに必要されている時間なので、時に苦しかったり、うまくいかないときもありますが、全く必要とされてないと思うよりも幸せで穏やかな時間になります。そして感謝の気持ちを常にもてる時間です。

こうゆう気持ちになったのは若い時の苦い経験があるからです。30歳前後の誰でも通る道だと思います。私の場合は30歳前後に母が急死してその直後に超がつくほど多忙な広告代理店で制作の管理職になりました。

能力の低さと量の洪水に溺れて、周囲を頼る器量もなく、そして毎日徹夜していたので寝ていない頭で被害者意識が強く、感謝なんてとんでもできない状態でした。目の前の大切な仕事や頼ってくれるクライアントに思いやりも優しさも持てずに殺伐と日々を過ごしていた経験があるからです。

周りに感謝できない日々はとても辛いもの。それを若い人に繰り返してほしくないです。もし今「なんで」というループに入っている人は周囲の人に頼っていいと思います。家族や先輩とはそうゆうときのためのものです。

疲れていた日々は日々全身凝っていて、特に背中で痛く、脳だけ興奮していて、極限の疲労と闘うためにほぼ毎日点滴をしていて腕の血管のコブだけがやたらと堅くなっていきました。ヘビースモーカーでイライラとしていたと思います。周囲はとても優しかったのにそれに応えられない自分がいたのです。情けないです。

ヒトと較べない、ヒトをうらやまない、自分を可愛そうと思わない、自分なんてという思考を捨てるだけで全然疲れが違うと思います。読んで頂きありがとうございました。今年は秋が早いです、。心身の体調管理に気をつけてくださいね。疲労というのは自分の心が作っているというをビタミン学のドクターが証言されています。心から疲れないようにしてください。


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