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ジョブワーカーの時代を前に

個人の年収は気にしても、かなり上席の方の年収をトータルの経費としてみたことがないかもしれませんよね。簡単に電卓を入れるただけで大きな視点がもてますよ。年収2千万円の管理職が100人いたら年間20億。保険代を加味したら約25億が年間人件費です。同じ人件費なら年収500万の方を4倍の400人の雇用ができます。このバランスが大切だと思います。

これからはワークでなくジョブの時代と言われています。年収が在籍年数で決まるのではなくて、価値できまってくると言われています。しかし一方で、長く会社にいる方が、組織を支えてきました。その方の経験に対して敬意は絶対必要かつ収入で応えるとべきと思います。

給与水準がかなり高い業界では、外注や派遣の外部の方の労働力の依存度が高くなります。その人が現場をやってしまうとコストが合わないからです。同じ仕事なのに、正社員と非正規や外注で、収入格差が10倍以上生まれている現状もあります。この収入格差は現場のやる気をそぐことになりかねません。

自分の価値を知るためにも、粗利金額をいつも意識するクセをつけたほうがいいと思います。例えば広告業界は、粗利率15%だとすると15億の粗利を得るために100億の売上が必要です。売上ではなく粗利からみる癖をつけ、かかった時間も含めて原価を意識しておいてください。小売業界や通販業界の粗利率。業界によって違うので把握しておくといいと思います。

私たちコンサルやPR業界はフィービジネスなので比較的粗利がわかりやすい業界とも言えます。フリーの方も同様です。自分の働いた分が稼ぎになるような気がしますが保険料とか家賃とか交通費とか通信費もしっかりと経費を考慮して売り上げ目標を立ててくださいね。

若いうちは自分の数字や年収ばかりを見てしまうものですが、将来いくら粗利を出せばいくらくらいの年収になるなどの目標は立てられると良いですね。是非稼げるヒトになってください、読んで頂きありがとうございました。


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