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仕事を気持ちよく続けるために

ビジネスマンががん告知をされたときに医師に必ず聞くことがあります。「仕事はいつまでできますか?」。ビジネスマンががん闘病中に願うことは「会社の自分の席で普通に仕事がしたい」です。また天災で避難所にもいる方たちも同じ。「普通に自宅から仕事に行きたい」と。私たち大人は普通に過ごすこと=仕事をすること。実はそれが無くなってみないと普通の日々がとても楽しく生きている実感がもてていると気がつけないのです。誰かに必要とされるのは幸せだと・・。

普通の日々を妨げるものはヒトそれぞれ。私が普通に働き続けることを阻害していたものは、満員電車です。苦手でした。朝の満員電車を避けさえすれば会社に着いてからの仕事や人間関係は意外に楽しいと気がついたのです。仕事や会社に行きたくないわけではないので原因を取り除こうと思いました。

満員電車を避ける。これは会社の近くに住むということで続けられるようになりました。約30年前から実践しています。加えて移動時間を短くすれば必然的に起きている時間を増やせると気がついたからです。今はリモートなので郊外に住むことも可能になりました。朝の通勤のストレスが減ると人生が変わりますよね。また始発の駅に住むことで座って通勤できるとこのストレスも軽減されると思います。ビジネスマンのストレスの8割は朝の通勤時間に集中しているそうですよ。

仕事を阻害する習慣に喫煙がありました。「わかっちゃいるけどやめられない」と思い込んでいたタバコを20年前にやめたときに「吸いたい」という気持ちがなくなってニコチン依存症という病から抜けたときに、アーーーーー人がやめたほうがいいと言われるものはやめたほうがいいと気がつきました。タバコのない人生はとても幸せでした。

禁煙すると性格が穏やかになります。吸いたいという気持ちが、集中力を劇的に下げていたことをやめてから気がつきました。ニオイや煙を迷惑に思っている人もたくさんいたから、周りの目線も気になりました。吸える場所が減って吸う場所を探すこともイライラの原因になると思います。普通に働くと喫煙。これは相性が悪いのでやめたほうがいいですよ。元ヘビースモーカーの私が心から思います。

一方で世の中でやったほうがいいと言われているものも、やってみるといいです。半年前からやっている筋トレ。運動の習慣化なんてやっていたら、(この大き過ぎる)体型は維持できないよと・・。運動なんて子供のときから苦手だからと半ば諦めていましたが、ジムでトレーナーとスクワットしたら人生変わりました。簡単でした。体調も血液検査の数値も劇的に変わりました。本当に筋肉は大切です。仕事の集中力が違います。体幹が鍛えられて座る姿勢が変わるので肩こりなんて無くなりますよ。

そして部屋の環境。モノが整理されてムダなものが目線に入らないことで気持ちいい時間を過ごすことができます。断捨離というよりは整理整頓。リモートになったら尚更ですよね。帰るだけの家から仕事場としての家になったので、少し手を加え週末だけでも念入り掃除を習慣化したほうがいいと思います。原宿駅前にイケアもオープンしました。安くても素敵なインテリアや雑貨が昔よりも手に入るようになったのでおしゃれで居心地のいい部屋は手にいれられます。

その他に足りないビタミンやコラーゲンの補給なども続けています。大好きなのでやめられないコーヒーは3杯目以降はカフェインレスコーヒーにしています。このように良いと言われているものはやって、やめたほうがいいと言われているものはやめて、加えて嫌いとか苦手とか思われるものを避けるだけで普通に仕事が続けられることがわかります。

会社の人間関係や残業時間の前に自分の普通の日々を見直すことでストレスが劇的に減ると思います。


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