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こんな時代だから距離を意識する

電車の中で、クルマ椅子の方の落ちそうなカバンを声をかけてからきちんとした位置にする、松葉杖の女子高生が駅について下車する時に転倒しそうになったから慌てて支えてホームに下ろしてあげる。同じ電車内の出来ことです。目の端にそうゆー方をいつも入れている凄いお節介です。

七五三の家族全員写真の撮影サービスのお節介は週末散歩コースの明治神宮で25年以上続けていましたが、最近はプロのカメラマン同伴が多くなってしまい残念ながらお呼びでないです。

スタッフが具合が悪そうなら医師を紹介し、近所の子どもやカフェの若い方にもやたらと挨拶したり声をかけているうちに仲良くなりました。オフィスの大家さんのおばあさんとは超仲良し。毎朝モーニング友達です。大家さんは1人暮らし。朝の雑談が楽しみと言ってくださいます。

スタッフは地方出身かつ1人暮らしが多いから東京の遠い親戚のおばさんみたいに頼って欲しいと思います。仕事は仕事と割り切れないのが世の中。私は私らしくいい意味の暖かいお節介をし続けたいと思います。

世の中がやっと声をかけていい風潮に戻りつつあります。マスクをしていても距離をとっていても、リモートであっても温かい気持ちは持ち続けたほうが結局自分のためになります。

私は「あーなんであの人に席を譲らないのか」と思うより自分で立ったほうがストレスが溜まらないのでそうしています。周りの人に恥をかかせてしまわないように「すぐに降りますからどうぞ」と明るく気軽にサラリと譲るようにしています。ベビーカーの方が電車から降りる時は必ず声をかけるようにしています。できたら少しのお節介をしてあげてほしいと思います。ゲンキのない後輩に声をかけたりするだけで違うと思います。

声をかけることから始まるのがお節介です。

読書好きお節介としては絶対読んでほしいのは司馬遼太郎です。日本の戦国時代も幕末も全部司馬遼太郎で教わりました。初めて読む方にはやはり坂本竜馬の話「龍馬がいく」と吉田松陰の「世に棲む日々」あたりからが入門編です。幕末に放り込まれた気分になります。

そして働く人の全てのバイブルはやはり池井戸潤先生です。「下町ロケット」「空飛ぶタイヤ」「俺たちバブル入行組(半沢直樹)」は絶対読んでほしいです。泣けます。銀行と企業の関係だけでなく企業の悪と正義、建前と本音、表と裏。そして人事が全てが理解できます。女性でも十分楽しめます。


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