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20代で「任され力」を手に入れる

一流の人と一緒に働くのは気持ち良い刺激をもらえます。メジャーリーグでも大谷選手のように打って投げてトップでいるのは、ベーブルース以来百年ぶりらしいです。極めようとすればするほど複数のことで一流になるのは難しいのです。

なんでもできると言い過ぎると、時として何にも一流でない印象を与えてしまうこともあります。人事も営業もプランニングもマーケティングもデジタルも会社のネットワークまでやります。そうゆう方は「これで役に立てます」とか「これを極めていきます」より「相手のニーズにあわせます」と話す方の方が多いように感じます。多分その方は人事異動や転職のたびにいろんな部署にいた経験から、こうゆう発言になるんだと思います。

過去にチームにいたことがあっても「たまたまそこにいた」と「自分で進めた」「自分で仕事をとった」「自分でまとめた」は違うのです。一番違うのは「自分のアイデアだった」かです。外注に作らせた企画書やイベントでは自分の仕事と言い難いこともあります。

40歳を過ぎて「納得できるビジネスマン」になっているために20代である程度の方向性と道筋を作っておいたほうがよいと思います。自分に合うものは周りが決めてくれるからです。

いいビジネスマンとは過剰にエネルギュシュ、自由、何にもしなくてもお金が入ってくることではなく、自分が思ったとおりにある程度進めていける力をつけていること。仮説を立て動かす力をもてることです。普段の行動から周りを納得させられる「任され力」を確実に身に着けていることだと思います。

若くして「任され力」がつくと組織のなかで自由を手に入れることができますよ。キャリアを形成していく過程で、自分は何を強くしたいのかを考えていくと良いです。かつて私の世代のビジネスマンは、敵を作らない、酒が楽しい、ゴルフがうまい、付き合いがよい方で接待が上手くて、社内政治を勝ち抜いていた人がたくさんいました。今は飲めないカルチャーが定着しつつあります。

若い世代のうちに考えるトレーニングを始めて身体と脳を鍛えたら絶対収入に反映されます。読んで頂きありがとうございました。仕事なんていらないという価値観も受け入れます。但しお金は自由のパスポート。パスポートがなければ自由に動けないかもしれません。

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