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24時間を効率よく遣うために

「あれもしたい」「もっとしたい」「もっともっとしたい」とういうのは前向きな気持ちとして理解できます。しかし時間は平等で誰でも1日24時間しかありません。何かを始めるには何かを捨てたり、効率化しないと時間が足りなくなります。いつも時間がない忙しいが口癖にならないためにぜひ若いうちから時間の配分を心がけてくださいね。

私の若い時は、働き方改革なんてまったく概念のなかったので夜中12時過ぎに帰宅。それから深夜テレビを真夜中の3時くらいまでダラダラと見ていました。ロケも多く徹夜で撮影に出かけることもありました。平均睡眠時間は4時間くらいなので仕事中も疲労感が強く、休日出勤は当たり前。たまのお休みの日に睡眠不足を補おうとと昼寝しながら1日じゅうパジャマでダラダラと過ごしていました。週末はテレビをみながら寝てばかりいるから、日曜の夜に寝つきが悪くなってしまうので月曜日の朝が憂鬱で辛かったです。

20年位まえに、運動をしないとビタミンが使われないというのを専門家に聞いてから週末は朝から散歩に行くようになりました。私は体質的にビタミンB群の産生ができにくいというのがあり、それもあって飲むだけでなく動くようになりました。

近年は、土日の朝はトレーニングを予約して無理やり外出するようにしました。筋トレと散歩を土日両方の習慣にしてみたら劇的に体調が良くなりました。「疲れた」「ダルイ」「ウザい」「やる気がでない」は多分運動不足。土日にどちらかでいいので2時間だけ身体を動かすと別人みたいに元気になれます。これだけはほぼ全員に気持ちと体調が上向きになれるのでおすすめです。

最近、整形の先生たちが口々にいうのは若い女性の若年性フレイルの増加の懸念。若年性フレイルというのは食の細い女性が運動もしないで自宅にいると手足から筋肉が無くなりどんどん細くなり、関節や足が痛くて動けなくなってしまうというのもの。それに伴い気力なども奪われてしまうというものです。骨粗鬆症も心配です。一旦骨折や関節痛がはじまると五月雨式に増えてしまうのです。「痩せているね」と言われ筋肉のない棒みたいな手足になっている方は危険信号です。今話題ののサウナーとホットヨガも脱水になりやすいので体力が落ちているときは注意が必要です。

そして中高年以降は高脂血症と血圧、脂肪肝などの数値が全体的に上がっていると伺っています。私もアップルウオッチをして歩数計を毎日つけていますがリモートだと1日1キロしか歩かないときもあります。リモートワークは1日1回ランチを食べに行くとか買いに行くとかでもいいので出かけないとです。

そして怖いのは依存症。ネットゲームが日本に初めて上陸した20年位前「ネット廃人」という海外からきた事象をPRしました。今は依存症という病名がついていますが、アルコールとギャンブルと同じくらい身近で、厄介な依存症です。病気の境界は、日常生活に支障があるかどうか。明日大事な商談があるのに、寝る時間も無くなるほどゲームがやめられないのは依存の始まりかも。リモートライフの怖い病気ですよね。確実に運動不足になりがちです。

自分を守れるのは自分だけ。自分の武器は体力と知力。何かをやるには何かを捨てないと時間が作れないと気がつきました。できればまずは体力と筋力を優先させてください。そうすると気持ちよく生きられるような気がします。読んで頂きありがとうございました。

趣味らしい趣味もなく、海外旅行やキラキラとしたパーティとは無縁だし、おしゃれな集まりにも呼ばれないですが地元で地味に自然観察散歩をポツポツと・・。このくらいが丁度よいです。



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