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「気が利く人」と「鈍感力」について

人の判断基準で「気が利くか利かないか」というのがあります。例えば新入社員社員を語るときに「あいつは気が利かない」と言われたら「すぐに使えないかも」とかの意味で使われる場合があります。但し「気が利かない」方のなかには「鈍感力」という素晴らしい才能がある方も多いのです。今はかなりの確率でメンタル不調を抱えている方が多いなか「鈍感力」は身につけたい才能の1つ。メゲない。コトバや顔色に過敏にならずにコツコツと努力をすることは「空気を読み過ぎてしまう人」よりも長い目でみて戦力となる場合もあります。

自分に要求されている仕事とコトバの意味をきちんと捉えて相手の意図を汲み取り相手が気持ちよいコトバを選び行動ができる人のことを「気が利く」と言います。さらに「周りが動きやすくするために先が読める人」もそうです。但し若いうちはすぐに身つかないスキルかもしれないので、並行して人目を気にしてめげないチカラ「鈍感力」も一緒に蓄えてください。敏感過ぎると生きにくいこともあるのです。

特にずっと受験戦争勝ち抜いて来られた優等生は働き始めた途端に、自分が周りよりもダメかもという自己否定に陥りがち。聞けない自分にめげてしまうのです。さらに愛情いっぱいに受けて育ってそれに応えようと頑張ってこられた優しい方も同様です。いつも周りの目を気にして「自分がどうしたいのか」を忘れて「自分がどう見られているのか」とか「周りが喜んでいるのか」「周りが怒っていないか」が気になってしまうのです。これは性分と受け止めてそこに少しずつ鈍感力を備えていければいいですよね。

「適当に気が気が利いて」と「かつ逆境にめげない鈍感力」。どっちも必要ですよね。目の前のことをやっているうちに時間とともに自然と身につくと良いですよね。時間の経過とともに「寝れば忘れる」という体質ににれるとよいですよね。読んで頂きありがとうございました。みんな違って丁度いいので気にしない。気にしない。

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