転職とは転校みたいなもの

転職とか転籍は転校みたいなもの。転校生は自分から話しかけないと誰も話しかけてくれないし、そこに座っているのが一日苦痛なほどよそ者扱いされることもあります。仲間外れではないけれどお互い遠巻きにして距離を置いている感じになります。それが続けば続くほど話すきっかけを無くしてしまうものです。

私は小学校で転校を2回経験しています。最初の転校のときは田舎でクラスメイトが赤ちゃんのときから顔見知りという環境で、そこに入っていけずに1年くらい話す人もいなくて図書館ばかりにいました。二回目の転校は一回目の反省を生かして、自分から元気に明るく話しかけるようにしました。得意な芸能ネタと流行っている歌謡曲の替え歌でラジオ番組を作ったりしてすぐに打ち解けました。

当時作って歌った替え歌は西城秀樹の「薔薇の鎖」の替え歌で西城おできの「バカの荒縄」とかフィンガー5の「学園天国」をもじって「またダメか(担任)天国」とかです。そこで相手に面白い時間を与えることで自分も楽しくなると学習しました。居心地とは作ってもらうものではない。自分から馴染もうとしてこそ居心地が良くできるんだと思います。

転職の理由は年収を上げたいがトップだそう。せっかく上がった年収で新しい仕事場で新しい仲間と仕事をするのだから、そこに馴染む努力からしてみてください。それは仕事を教えてくれる人への感謝と興味と会話で十分。転職した先で力を発揮できないのは能力不足だけではなく環境に馴染めないこともあるかと思います。この環境に馴染む努力=適応力は一生使えるスキル。ぜひ若いうちに磨いてください。


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