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リモートワーク元年を振り返る

当社は毎朝朝礼をオンラインで始めました。これはなかなかよかったです。月に数回行っていた地方出張が自宅からオンラインで会議になりました。全く距離を感じないのでとてもよかったです。リモートワークスタートから1年。昨年の緊急事態のときは全く出社しないというスタイルの企業が多かったのですが夏以降は各社スタイルを変えて継続しています。マスクライフはこれから3年続くと言われています。そして今後の課題が浮き彫りになりました。

業種によっては世界がガラリと変わった方も多くいます。給与は変わらないが仕事量が減って週4日休みになり、しばらくは楽しかったらしいのですが、部屋に一人でいることに疲れて途中から副業がOKになったりしていくうちに不安になってきたそうです。ネットでドラマを見続けるとかゲームをやり続けるという夢みたいな日々を手に入れたと喜んでいた方もいました。

一人暮らしで地方出身の方たちが「都会は怖い」とか「親と暮らしたい」という気持ちが強くなった方もいたようです。実家にいる女性は、「お母さんと毎日料理しています」という声もありました。友達や同期、同僚よりも家族との関係を見直した一年だったと思います。

家庭をもっている方にとっては劇的な生活の変化だったようです。例えば旦那さんがリビングでオンライン会議中は、奥さんは子どもとドアを閉めた寝室にいて声をださないようにしていたそうです。テレビもつけられず泣かしたらいけないから、スマホで動画を見せながら抱っこしていたそう。自宅なのに隠れなければいけないのは理不尽だったと語っています。

奥様自身の家事や仕事がなかなかできなくて、大変だったと聞いています。狭い家から広い家に引っ越したいが先が見えないし、郊外からの通勤はなかなか体力的な負担が大きいという課題もありました。一方部屋が狭いので、近所の小さなワンルームを借りたり、カフェでの業務に切り替えた方もいました。カラオケボックスで仕事をしている方も報道されていました。

一人暮らしの方は孤独との闘いでした。同僚と遊べない、故郷に里帰りもできない、会社にも行けない、聞きにくい、相談相手がいない、友人を自宅に呼べない、外食にも行けない、研修もない。気ままでよかったといえた人は実は少ないと思います。昼間公園にはランニング、海にはサーフィンをする方もたくさんいました。ストレスを溜めずに生産性を上げて日々結果を残す。心が強くないと大変ですよね。

もっとも働きやすいリモートワーク。正解はないが変化しながらチャレンジしたいと思います。フルリモート宣言をされている企業もあります。企業っていろいな書類とかの保管場所も必要なのでそうゆうことも知りたいです。読んで頂きありがとうございました。


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