ミスの受け止め方について
あるアスリートが自分のミスを世間にSNSで謝罪していました。気になったのはそこに引退的なニュアンスがあったことです。一番悔しくて切なくてやるせないのは自分なのに周りが騒ぎすぎると自分ゴト化できなくなってしまう場合もあります。ネットでは「頑張れ」「胸を張れ」「辞めるな」という応援コメントで溢れています
コンマ1秒、100メートルの1㎝で闘っている方にとってそれを削り出すために犠牲にしてきたことの大きさ。ドーピングを気にして薬もサプリメントも飲めないからメンタルも含めてかなりの不調と向き合闘ってこられたんだと思います。なのでそれを終わりにしたいという気持になることもあると思います。
通常の謝罪会見は大抵の場合、偉いおじさんが「責任とって辞めます」と逃げいるとしか思えないものが多いのです。それを見るといつも「尻ぬぐいは次のヒトがやるから大変そうだな」「逃げたモノ勝ちてかなりズルい」みたいに見えると思っていました。
今回は違います。ギリギリを攻めてミスになったら仕方ないですが、選手と運営サイドの見解の相違レベルだとやはりミスとは言えないのかもと思いました。
自分の進退や引退は自分自身で決めること。逃げるのではなく、勇退であれば素晴らしい決断。自分で決めた卒業ならば次はうまくいくと思います。卒業式は自分の決断だけですね、
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