コロナ就活世代。努力と工夫の先に必ずあるもの

新卒、中途。全てのコロナ就活の皆様。こんな時代のスタートをマイナスととらえずいいチャンスだと思ってください。少し上の世代の最重要ポイントは「安定」でした。安定は果たしていい就職だったのかを問いかけてくれたのが今回のコロナ禍での就活です。最近入社したスタッフが口にするのが「いつか自分にしかできない仕事がしたい」「仕事をする環境で仕事がしたい」「仕事を好きなヒトと仕事をしたい」「何十年後に誇れる自分でいたい」です。

銀行、保険、証券、旅行。手堅い、安定と言われていて大量採用していた業界がAIに移行するような動きになっています。さらに変わったのはデジタル広告の世界。人海戦術的な作業がAIになるとサービスが画一化できる反面、自分だけの工夫を出すシーンが激減してしまうのです。

さらに組織が大きくなってくると、消費者やクライアントに対して目がいかなくなり、どうしたら出世できるのを画策する「社内政治」と人事が関心ゴトになってしまうのです。若い世代からみたら、理不尽なことや、派閥争い、ゴマすりやヨイショも日々の光景になり、それもいつしか慣れてしまい不思議と自分も合わせていくようになるのです。

お金はあったほうがいいし、ある程度はラクなほうがいいと思います。ですがラクチンで稼いだ給与よりも自分で身体を張り、自分の頭で頑張ったと思って貰える給与のほうが長い目でみたら価値があります。同じ金額でも次に繋がるし、伸びしろがあるから。

若いと目先の給与額と将来の安定に目がいきがちではありますが、それはとても危険なこと。1時間早く帰れるかどうかが気になる人はマニュアル通りの仕事、時間になったら帰れる仕事を選んだほうがよいと思います。

読んで頂きありがとうございました。何となく歳を重ねるには働く40年は余りにも長いのです。人生は一度キリ。幸せとは働いて誰かに必要とされることです。幸せになってください。これが自分がやりたかったことと実感できる仕事を目指してください。ラクして安定という時代がもう終わりを告げようとしています。安定には退屈や変化しないが伴うからです。読んで頂きありがとうございました。二度目の緊急事態宣言。早く収束を願ってやみません。

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