見出し画像

会社で「泣いたら誰も教えてくれなくなっちゃうよ」と言われた日

仕事で泣いたのはいつ以来だろう。プライベートでは初夏に親族の葬儀があったときに残された家族の思いを考えたら泣けました。ほとんど泣かない私が40年前の新入社員の頃は毎日号泣していました。少しだけ急いでほしいと営業マンが話しかけてきただけで「私を責めているのでは」と勝手に誤解して、しかも自分が可哀そうと思い泣いていました。普段明るくて元気な私が席でしゃくりあげているとヒトによっては「ドラミ(会社のあだ名、今も呼ばれています)が●●さんにいじめられた?」と誤解されるような行動でした。全くそんなことないのに・・。先輩たちや上司たちに許されるならば当時の私をのことを本当にごめんなさいと謝りたいです。

言われてることは至極全う。怒られているのではなくて「ちゃんとルールを守って」とか「何とかして」という指導的お願いだったにも関わらず、何かを「言われた」という事実だけで泣くのはルール違反でした。

そんな私を見かねて「席で泣いたら誰も教えてくれなくなるよ」とある先輩に言われたことで泣かなくなったように思います。

その時に、できない自分が悔しくて恥ずかしくて泣いているのだと自分の心と頭で理解したので、人のせいにもしないし泣かなくなりました。席ですぐ泣くのは恥ずかしく幼い行動でした。当時の泣く私に、「何もできなのにどんだけ自分が可愛いんじゃい?」と檄を飛ばしてやりたいと思います。

もう一つ当時の私に言われたことで印象的なことで、「仕事場は学校じゃない」というのがあります。何かを覚えたり、考えたりは通勤中にして、会社ではそれを作ったりねわからないところを聞いたりアウトプットする場所にしなさいと。本当にそうですよね。わからない頭、知恵の無い頭で考えても出てこないし、出たとしても正しくないことだと思います。

特に現代は無限ネットサーフィンという時間が加わって、インプットの時間と仕事の時間が曖昧になりました。仮説があってインターネットで調べるならよいですが、なんとなくグルグルとネットを見ているだけなのは、時間がいくらあっても足りないと思います。

1日8時間。1週間40時間。一カ月160時間をパソコンを前にして、悩んだり、検索しているだけだと何もアウトプットできません。若い時にそれをしてしまうと成長が止まります。マスクをして隣の人に相談したり、作ったものを直してもらったりしてください。会社で泣かないと無駄に考える時間を減らすは、教わったことのなかでもとても印象的なものです

読んで頂きありがとうございました。都内は激烈に寒いです。換気しているので尚更ですよね。体調に気を付けてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?