見出し画像

咽喉頭逆流症(Laryngopharyngeal Reflux)

症状:風邪でもないのに喉が長期に渡って痛い。

対策:
1)就寝の3時間前の飲食は控える。
2)食べてすぐ横にならない。
3)食べてすぐ運動しない。
4)野菜中心の食生活(plant-based diet)に切り替えて、野菜、果物、穀物やナッツを多くとる。
5)牛肉などの赤肉、カフェイン、チーズ、辛いもの、揚げ物、アルコールは控える。
6)単純に枕を重ねるのではなく、ベッドの頭側の脚(head post)に電話帳を挟んで持ち上げるなど、ベッドの頭側を4 - 6インチ(10~15センチ)もちあげる。

ここ半年、、、いや、下手すると1年以上、ずっと喉が痛くて、変な病気じゃないかと心配していた。丁度、軽い風邪をひいた時の様な症状で同時に鼻の中もヒリヒリする感じ。鼻に関しては花粉症で例年3月頃から鼻水が出始め、それをつい強くかんでしまい、鼻炎になっていく、、、という事もあり、これが風邪によるものなのか、花粉症の延長線上にあるものなのか、はたまた違う何かなのかも分からず、事を尚更分かりづらくしていた。

アメリカは高い健康保険料を払わされる割にサービスが超悪く、最初に内科医に見て貰った際には一応喉の粘膜からサンプルをとり、それを分析した結果、「少なくともウィルス性のものはない」とは言われたが、ではこれが何なのか、どうすれば治るのか、については「耳鼻咽喉科に行け」と言われ、電話番号を渡すだけ。勿論紹介状などなく、アポもいちから自分で取る。

即電話をしてみた結果、なんと3か月待たされた。3週間ではない。3か月だ。何か悪い病気だったら手遅れになるかもしれないし、うまく行けば治っているじゃないか、という期間だったが、とりあえずアポは取った。

3か月後、症状は変わらず。よくも悪くもならず、相変わらず喉が痛く、咳がでる。鼻の中も同様だ。花粉症の薬は引き続き飲んでいたが、それが効いているのか効いていないのかは分からない。

診断の結果は予想もしていないものだった。
“Laryngopharyngeal Reflux” 
何のことか分からないが、説明を聞く限り、「胃から酸が逆流してきて、それが喉に炎症をもたらしている」という事は判った。「胸やけ(heart burn)」や「胃酸(gastric acid)」という言葉は知っていたので幸いだった。

しかも怪しい事に、「Reflux Gourmet」という製品があるからネットで検索してそれを買い、1か月食後に飲め」と言われた。「Amazonで売ってるよ」というから尚更怪しいと思ったが検索したらちゃんと引っかかった。
https://refluxgourmet.com/

あれから1か月。それが効いているのかどうかは不明だが、良くなってきている気がする。もちろん、上にあげた生活改善も同時にやっている(コーヒーや酒の量は特に無理して控えていない)。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?