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真夏日にヒンヤリ ~和歌山湯浅・戸津井~
先月青森でお世話になったRさん。
大阪に立ち寄って白浜に行くというので、折角だからと車を借りて一緒にドライブ旅をしてみた。
和歌山はまぁまぁ近い。
なのでかえって行かないものである。
これも良い機会だ。
暑い暑い真夏日、出発時には既に気温は35℃近くまで上昇。普通に出歩いてたら耐えられない。
夏休み開始直後ということか、渋滞はしていないが結構交通量の多い高速道路を飛ばしてお昼頃、湯浅に到着。
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見学可、予約すれば醤油絞り体験も出来る
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追い醤油すると更にうまし
醤油発祥の地として知られる湯浅。
広くはないが伝統的建造物の残る町並みがあり、昼食はその近く『がけっぷち』にて
お値段以上の量で大満足、どころではなかった。食べきれずすみません。
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昼食後は伝統的建造物の町並みを散策。
広くはないのであっという間に回れてしまう。暑いのでこれくらいがちょうどいいかもしれない。
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明治〜昭和初期まで経営していた大衆風呂
見学は無料、中は民俗資料館になっている
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道後温泉リスペクトで作ったんだとか。
当時上映された映画ポスターが飾られていた。
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裏手は経営者の住居であり、現在は民俗資料館として様々な古道具が展示されている(2階もあり)
映画トトロで使われていた交換手を呼ぶ出すタイプの電話などもある。
それから考えると映画で描かれていたのは昭和20年代らしい。
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レコードは今のものと違い重い
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霧がでた時に鳴らすらしい
湯浅は港町でもある
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消火に使う水鉄砲らしいね
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暑いだろうな〜〜
近くには天保12年(1841年)創業の老舗醤油屋、角長(かどちょう)の資料館もある。
どちらもボランティアの方が常駐しており、とても丁寧なお話が聞けるので面白かった。特に角長では従業員だった女性がコテコテの和歌山弁で色々当時のお話をしてくださるので興味深い。
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湯浅をでた後はまた少し走って由良町、戸津井という港町へ。
ここには小規模ながら鍾乳洞がある。通常は土日のみの開館だが、夏休み期間中は毎日開いている。
数年前に訪れたが、Rさんは初めてだし夏はちょうど涼しくて良いかと思って寄ってみた。
……が、忘れていたがここに至るまでの道のりがめっちゃ大変。
狭いし山道だし、『ポツンと一軒家』に出てくるような道である。対向車が来ないことを必死に祈るしかない。車でしかいけない山の道だが、行くときは覚悟を決めて行くべし。
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階段を降りるとさすがの鍾乳洞。
外の暑さとは段違いの涼しさに生き返る心地がする。やっぱり夏に行くべき。というか冬は寒すぎるだろう。
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こちらも小規模なので、30分もあれば余裕で回れてしまう。
お陰で(?)他の観光客もほとんどおらず、帰りも対向車と出くわすことなく無事外界に降りることが出来た。ホッ。
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戸津井から高速道路にふたたび戻るのに少々時間がかかって、白浜にたどり着くのには結構良い時間になってしまった。
普段運転をほとんどしないこともあるだろう。まぁまぁ疲労。
やはり運転も忘れない程度には日々こなさないと、いざという時困るな。
Rさんは前述のとおり青森出身なのだが、場所にこだわらない仕事をしていることもあって、温かい移住先を検討中。雪は青森で懲り懲りらしい。
今回の白浜への旅もその一環でその後は、香川の方にも行く予定だとか。
羨ましい。
自分も寒いのは苦手なので、南国に移住したい。
欲を言えば、というか理想は温かい土地と涼しい土地と、2か所拠点で夏の暑さと冬の寒さを回避したい。夏服しか持たない生活に憧れる。
あと美味しいもの。
なんて、まぁしばらくは口だけだが。
Rさんの理想の土地が見つかることを祈っている。
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