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直前が嫌になる話

旅は計画が楽しいということを以前書いた。

確かにこれに嘘はないが、では逆に何が億劫か。
それは直前の待ち、である。

一旦旅に出れば、それは楽しい。なにかトラブルがあってもそれも旅の魅力の一つ、と割り切って楽しむことが出来る。
しかしそれに至るまでの直前、が一番億劫で気が重いのである。

旅に限らず、ちょっとしたお出かけであっても、出かけるまでが大変だ。
一人での外出の場合、あまりに気が重すぎてしばしば頓挫するほどに。
人と会う場合は約束を反故にするわけにいかないので頑張って出る。
実際に外に出て、電車に乗って、会って話をして、そうすればほとんど間違いなく楽しい。そうと分かっていながら、直前のこの気の重さはどうしたことだろうか。
また予定の規模が大きければ大きくなるほど億劫になる。おそらくは準備が比例して大掛かりになるからだろう。
ちょっとネットで調べると、こうした気質の人は少なからずいるらしい。しかし明確な対処法はあまり記載されていない。

「向こうのほうがキャンセルしてくれないかな…」

あるある。分かる分かる。
最近は引きこもりに拍車がかかって、外出どころかメールや電話も面倒になってきてしまっている。
これはいかん。社会不適合者まっしぐら。ちょっと危機感を覚える。

てなわけで(これは嘘)明日からちょっくら旅に出ます。
旅行記も、ぼちぼち投稿したいです。

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