南の端っこで埋まってみた~in指宿~
今日も良い天気の朝、ぼちぼち過密スケジュールの疲れが溜まってきたので、午前中はのんびりとチェックアウトギリギリまでホテルに滞在。
昨日泊まったのは鹿児島の天文館にある変なホテルというホテルなのだが、とても清潔で便利だった。
お昼前に鹿児島中央駅を出て、本日の目的地は薩摩半島の南端、指宿。
豪華特急列車たまて箱に乗りたかったが、人気が高く満席、かつ値段も倍以上するので断念。いつか富豪になったら乗ってみたい。
普通列車でも一時間に一本しか運行しておらず、慌てて滑り込む。ほぼ海岸線沿いに一時間半ほどで指宿駅に到着した。
本命は勿論、砂蒸し風呂である。
年中無休だが、夏は暑すぎるし真冬もちょっと辛いだろう、今が一番いい時期かと思う。
受付を済ませたら下着なしの浴衣のみに着替えて施設の隣の砂浜へ向かう。干潮の時間であれば外で埋めてもらえるらしいが、かなりの運が必要になるだろう。この日も屋根がある施設の下で埋めてもらった。
めちゃ重!!!
ごく薄く土を乗っけてもらっただけなのに、全く身動きを封じられる。人が生き埋めになるなんて簡単だな…としみじみ思った。
地下からの温泉熱で熱せられた砂がポカポカと全身を温めてくれ、まるごと心臓になったように血が巡った。
10分程度が限度とされ、そんなに耐えられるかな?と当初心配だったのだが、少しするとあまりの心地よさに寝落ち。友人に声をかけられるまですっかり寝てしまった。
脱力しきった身で起き上がるのに難儀で、砂から起き上がると全身汗びっしょり。浜風に少々身を震わせながら、シャワーで砂を落とした後に湯船へ。
結論をいうと、めちゃくちゃ良かった。是非またやりたいし、未体験の人にはオススメしたい。
日本中でここ指宿にしかないらしい。移動には少々骨が折れるが、十二分にもとが取れるだろう。
のんびりとホテルにチェックインしたあとは駅前まで戻って夕食。
指宿は公共機関の足に乏しいのがやや難点かな?
新鮮なカツオやエビがとても美味しかった。
宿泊先が海岸沿いで、美しい砂浜(こもそ浜)に寄せては引く波音を枕に、就寝。
砂蒸し風呂、大満足。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?