周りの評価って意外に・・・

周りの評価なんか気にするな、やりたいことをやれ!って叫ばれる時代だが、僕にとってはそうでもないかもしれない。

僕自身、料理人としてやりたいことってそこまでない。だから、いろんなことを経験して、模索している。

そんな中ふと、SNSのプロフィール画像をちょっと前の写真にした。
そしたら周りからの評判が良かった。

その写真はネクタイを締めて白衣を着て調理をしている写真だ。
要するに、かっちりした料理人の姿。
和食を作るときは僕はこの着こなしがが一番かっこいいと思っている。

これまでかっちりした料理から離れていた。
自分の本当にやりたい料理もっとカジュアルなものだと。

でも、結果はうまくいかなくて、中途半端になった感じがした。お客さんから美味しいと言われても
「本当はもっと丁寧に作れて美味しいんだよなぁ・・・」と思うことも。
そして改めてかっちり作る料理の魅力を再認識した。もちろん大変だけど。

元々クソがつくほど「マジメ」な性格だし、自分にはあっているのかもしれない。

これを気がつかせてくれたのは、周りの声だった。特にカジュアルに転向した時に批判はなかったけど、かっちりに戻した時の反応の方が大きかった。

しばらくはこっちの路線で行こうと思う。やりたいと思えたし。
だからと言って、やっぱり違うとなっても周りのせいにはしない。
これは自分で決めたこと。自分の人生は自分で責任を取る。

僕が人生で一番尊敬する人の言葉で
「回り道が結果的に一番の近道になる。仮に最短でそこに辿り着けても、その人に深みはでない。やはり無駄なことにすごい意味がある。もちろん無駄だとわかってやっているんじゃくて、そのときは一生懸命だけど。」

その言葉を信じて人生やってきているので、カジュアルに転向したのは無駄だったかもしれなしけど、意味はあったんだと思う。

周りの声に反応しすぎるのは良くないが、ひょんなリアクションは意外に正しいのかもしれない。

そんな仲間に恵まれたことに感謝。

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