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2020年7月に読んだ本の紹介
こんにちは、えびかずきです。
今月から月イチで読んだ本の紹介をしていこうと思います。
いままではTwitterで呟いていたのですが、これからはnoteでやっていこうと思います。
7月は育休でずっと家にいたので冊数が特別多いです。
全部で31冊よみました。
「タイトル」:速読
『タイトル』:通読
【タイトル】:熟読
今月最も刺激を受けた本
『Python Django開発入門』大高隆
今月はこの本を熟読して、Webアプリを作ってみました。
Web開発初心者だけど、Webアプリを作れた!感動です。
作るって楽しい!
AWS(Amazon Web Services)のサーバーを使って無料でアプリを一般公開するところまで書いてくれてるのがこの本の良いところ。
CSSによるWebデザインはBootstrapという既存のテンプレみたいなものを使うやり方を説明してくれているので、時間をかけずにキレイなデザインが作れるのもこの本の良いところ。
IT技術
「Python Django 超入門」掌田津耶乃
Python初心者でもDjangoプロジェクトが作れるよう丁寧に書かれてる。
でもちょっと物足りない感。
本番運用の解説がほしかった。
解説環境:
Anaconda/spyder/Python3.6/Django2.2/SQLite
「暗号技術入門」結城浩
初心者にも理解しやすかった。
特にRSA暗号が面白い。
■RSAによる暗号化と復号
①公開鍵E,Nで平文を暗号化
→逆演算できないようにmod演算を使う(逆関数が離散対数になる)
②隠し鍵Dで復号
DはEとNから導けるが、Nの素因数分解が必要
「「明日からSlack使って」と言われたら読む本」向井領治
Slackってのが便利らしいのでちょっと初めてみようと思って読んでみました。
いろんなファイルを共有できて良さそう。無料枠でも結構つかえそう。
「絵で学ぶPHP入門」オフィス加減
メインブログをWordPressで運営しているので、そろそろPHPもやってみようかなと思って読んでみた。
PHPはほとんど触ったことないけど、なんとなくでいけそう。
科学
「利己的な遺伝子」リチャード・ドーキンス
言わずと知れた名著ですね。
遺伝子の起源は、海の中にただよう単純な自己複製子であったという推定をもとに議論が展開されていく。
この考え方からすれば、我々人間やその他全ての生き物は、遺伝子を存続させるための機械にすぎないと言える。という話。
正直この辺の考え方は、現代人なら割とすんなり受け入れられると思うし、自分が高校時代に勉強した内容と本質的な部分の相違はなかった。
自分が面白いと感じたのは『ミーム』に関する記述。
ミームは遺伝子とは異なる新しい自己複製子のことで、人間の文化がそれにあたる。
確かに言語や学問は人間の脳みそを通じて複製されている。(筆者も言っているように、完コピではない所が微妙ではあるけど。。。)
『ミーム』が遺伝子のように進化していくという、革新的な考え方を発見できたのが本書での最も大きな収穫だった。
ただし、この本は40年以上前に書かれたものだということが驚き。
今月最も刺激を受けた本にするか、かなり迷った。
間違いなくおすすめ。
「面白くて眠れなくなる物理パズル」左巻健男
ほとんど知ってる内容だった。
唯一おもしろいと感じたのはにんじんの中心部分にタコ糸をくくって左右のバランスが取れるように釣り上げた時、くくった部分で真っ二つににんじんを切ったら、左右で重さの違いはあるか?というもの。
答えはモーメントが違うから、重さもかわる。
直感的にはどっちも一緒じゃね?って思ってしまったけどよく考えたらそうだよね。
「1日1ページ数学の教養365」クリフォード・A・ピックオーバー
これはちょっと残念な本だった。
幾何学模様の綺麗な絵が、365枚印刷されているという内容。
あと偉人の名言っぽいのも文脈まったく抜きにして並べられている。
この本で数学の教養は身につかないと思う。
この本の真のタイトルは『数学の幾何学模様と名言集365』だと思う。
「マンガ ニールス・ボーアの量子論」ジム・オッタヴィアニ
漫画にして逆に読みにくくなるという珍しい本。
やっぱ漫画は日本人が書いた方がセンスがいい。
『漫画で読む マックスウェルの悪魔』月路よなぎ
こっちは読みやすいけど、漫画家自体がエントロピーの本質を理解できてなさそうな気がしたので、途中で読みたくなくなった。
小説
『一人称単数』村上春樹
久々の村上春樹の新刊。6年ぶり?
東京奇譚集の品川猿の続きがあったのが面白かった。
『国境の南、太陽の西』村上春樹
国境の南は、メキシコの事で歌の歌詞。
太陽の西は、ヒステリア•シベリアナという病の人が向かう方向の事。
村上春樹らしい謎に満ちた恋愛もの。
特に島本さんの素性が謎赤くなった顔
当然面白かった。
『カンガルー日和』村上春樹
また村上春樹を読んでしまいました。
もうじき全著作読み終えそう。
23篇からなる短短編集。
好きだったのは図書館奇譚。
図書館の地下迷宮で脳味噌を吸われそうになる話。
しかし絵と文が全然合ってないのは何なのか?わざと?
『撫物語』西尾維新
『業物語』西尾維新
『結物語』西尾維新
『忍物語』西尾維新
『宵物語』西尾維新
『余物語』西尾維新
物語シリーズの高校卒業後の6作品。
アニメの続きが気になって一気に読了。
撫 千石の話
業 美し姫の話
結 阿良々木警部補の話
忍 DVSの話
宵 誘拐の話
余 育児放棄の話
戯言シリーズもだけど西尾維新は独特の世界観が病みつきになっちゃうなぁ。
『二銭銅貨』江戸川乱歩
コインに仕込まれた暗号を解く話
いまさら気づいたけど乱歩相当面白い。
オチも良かった。
kindleなら無料で読めるのでリンクからどうぞ。
『怪人二十面相』江戸川乱歩
乱歩はじめて読んだけどかなり面白かった。
雰囲気がコナンみたいだった。
いやコナンが乱歩みたいなのか。
小林少年=コナン
明智小五郎=毛利小五郎(?)
二十面相=怪盗キッド
こちらもkindleなら無料で読めますのでリンクからどうぞ。
『羊と鋼の森』宮下奈都
ピアノ調律師の話、かなり面白かった!
p139.
「才能っていうのはさ、ものすごく好きだっていう気持ちなんじゃないか」
このフレーズになんかジーンときた。
羊:打弦のハンマーフェルトのこと。
鋼:弦のこと。
映画はまだみてないんだけど、機会があったらみてみたいな。
上白石姉妹が双子ピアニスト役とかハマりすぎ。
「大地のゲーム」綿矢りさ
綿谷りさにしては珍しいSFもの。
日本を大地震が襲うという設定。
でも中身はいつも通り弱者を支配しようとする主人公の悪意が描かれている。
「マボロシの鳥」太田光
図書館のリサイクル配布で見つけて貰ってきた!
9篇で構成された短編集。
分類としてはSFとかファンタジーだと思う。
マボロシの鳥は、全く別の2つの世界が繋がりを持っているという話。
太田光の語り口調が面白い。
レシピ本
「志麻さんのプレミアムな作りおき」志麻
さすが志麻さん、かなり参考になった!
なるほど、塩で素材に汗をかかせて美味しくするのかほっとした顔
●試したいレシピ
ローズビーフ
タンドリーチキン
キャロットラペ
チョコレートのムース
先週読んだ作り置きの本よりは上級者向けっぽい。けど全部美味しそう。
【作りたいレシピ】
•エスカルゴバター
•アイオリソース
•ウッフマヨ
•クラフティ
カスタードクリームの作り方とかスポンジの作り方とか基本の手順もあって参考になった笑顔
よし、おやつ作ろうカップケーキ
■作りたいレシピ
りんごのソテー
焼きチョコムース
焼きバナナ
桃のグラタン
オレンジクラフティ
「週末2時間で作れる!1週間分のおかず」結城寿美江
7月は育休中で料理担当なので買ってみた!
調味料の冷凍キューブは試してみたい。
ビジネス書
『革命のファンファーレ』西野亮廣
魔法のコンパスとだいたい似たようなことが書いてあった。
ものの売り方を書いた、売るための本。
なんかメタ的だなと思った。
『無敵の思考』ひろゆき
ひろゆきさんの頭の中がちょっと見えた気がした。
なんでも自分の都合のいいように解釈していこう、みたいな内容。
『動画2.0 VISUAL STORY-TELLING』明石ガクト
YouTubeをはじめたくなる本でした。
エッセイ
『走ることについて語るときに僕の語ること』村上春樹
自分も走るのが日課だからわりと共感できた。
村上春樹って100kmウルトラマラソン完走したんだ。すげぇな。
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