ウィリアム・ギブスン、パッド・キャディガン『エイリアン3』の読書メモ(またの名をひとり読書会) 16-22章

読み終わって読書メモをしばらく放置してしまった…。後半、物語が急展開して、ぐいぐい読ませる。ぐいぐい読んだのだがメモをするのがおいつかなかった。テンポを上げてメモを整理します。

16章

・ビショップがUPPからアンカーポイントに帰還する。アンカーポイントでは検査を受けてから解放される予定。下半身は大体部品で付け直してもらう。

17章 メモなし

18章 メモなし

19章

・スペンスとタリーの会話。ジャクソンも?
・サスロフとブラウンの会話。エイリアンの生態についてわかってきたこと。卵を産み、産卵するためだけの個体が生まれる。そこから生まれたものは殺す衝動のみもつ。意識はないだろう。生物兵器だろうが攻撃というより消滅させるために作られたのでは。
・ビショップとヒックスが再会。生物兵器としてエイリアンの研究をしている者がいる。あらゆる研究は危険。しかしビショップを信じていいのか自分でもわからない。UPPに細工されている可能性もある。

20章

・タリーの研究室にウェルズ(会社の人間)がやってくる。研究室には大きな試験管でエイリアンを培養中。卵も。ウェルズは上司トレント博士を飛ばしてハードデータを要求する。ウェルズが傾けた?ので試験管が割れる。2人はデコンタミ(除染処置)を受ける。ウェルズは汚染バッヂをつけていない(線量計みたいなやつ)。

21章

・ビショップとヒックスがタリーの研究室へ行き残りの実験体を処分しに忍び込む。金庫にしまわれてた実験体を出して廃棄処理をしようとするが、人間の組織が少しだが混ざっているためビショップでは実行できず。ビショップは「人間を傷つけてはならない」とプログラミングされている。
・ヒックスが最後のボタンを押す。海兵隊が突入して2人を捕まえる。軍法会議ではない精神犯罪者として扱い、あらゆる対応を可能に。会社は、エイリアン実験体の処分は、人類の癌治療を妨げ、結果として救えるはずだった人を大量に殺すことになるのだと言う。

22章

・会議室。アンカーポイントの偉い人たちが集まる。ヒックスとビショップのしたことに対して再発防止を求める。「アンカーポイントでの研究は破棄された」とウェルズがいう。実はエイリアンのサンプルはモナリザに載せてゲイトウェイに輸送されている。ウェルズは突然、挙動がおかしくなり、体を突き破って中からエイリアンが出現。会社の同僚フォックスを捕まえて殺す。そこで海兵隊が爆薬で突入して殺す。ロゼッティは意識を失う。
・その後ロゼッティは助けだされ、ウェルズだったものが火炎放射器で焼かれる様子を見る。エイリアンのサンプルは破棄するようにメッセージを送れるし、ゲイトウェイでモナリザを待ち構えることもできるが、軍科学者たちの妨害が入らなければという条件付きだ。

どうやら今回のエイリアンは、卵→フェイスハガーではなく、感染タイプっぽい。『プロメテウス』『コヴェナント』っぽいかも。

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