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胃ろう造設日記⑦

2016年11月26日
胃ろう造設入院6日目
25日のこと。
点滴ライフも2日目。
ご飯食べなくていいって、なんて楽で快適なんでしょう☆
そして、一日中寝てて良いって、なんて楽なんでしょう☆
鎮痛剤入ラクテックのおかげかお腹の痛みはたいしてなく、
時々、胃がきゅー…と引き締まるような痛みはあるけど、
苦痛な程ではなく。
25日から胃ろうの試運転ということで、白湯の滴下開始。
なんと、100ccを2時間かけて!
おかげで、胃に何かが入ってきてる感覚0…。
ちょっとつまんない…。
25日のメインイベントは、
記念すべき昨日のオペの様子をFBにアップすること!
といっても私は寝たきりでiPadうまく使えないので、
付き添い友人に、口述筆記後iPadに打ち込んでもらう。
量が膨大な上に、普段はガラケーな友人は四苦八苦!
夕飯を押してアップしてくれました!
夕方、金谷先生が来て、
「とても順調ですよ。
レントゲン見ても、綺麗に大腸の上に穴がきました。
いい位置ですよ!」
と言って、止血用のYガーゼ11枚を抜いてもらい、
また白湯の注入。
なんとなく胃が重くて、傷口が引っ張られるような痛み。
ベッドをもうちょい起こしてみたら少し改善。
でも傷口からはまだ出血。
これでもかなり順調のようです。
・・・・・・・・・・・
26日のこと。
今日から経口摂取再開!
朝から、術前と変わらぬガッツリな刻み食が登場。
久々に(?)車いすに乗ってみる。
まずはリクライニングで、徐々に起こしてみる。
ぐぐっとお腹に圧力がかかるけど、傷口が痛いというより、
周りの糸がチクチクつれる感じ。
とりあえず朝食は、半リクラで摂取。
モヤシの出汁(?)が効いたお味噌汁がとても美味しくて、
あ~日本人万歳と思いましたが、
やっぱり胃にモノが入ると重みで引っ張られるのか、
ちょっと痛い…。
そのまましばらくまったりするものの、
やっぱり胃が痛重い…。
えぇい、いっそのこと起き上がってしまうか!
………と思ったけど、どうにもブカブカの術衣が
身体中に絡まって身動き取れん!
むきゃーっっ!( ̄□ ̄
ということで、ナースコール連打!
(看護師さーん!早く来てー!!)
点滴と呼吸器をあっち抜いたりこっち抜いたりしながら、
やっと身動き取れる服に着替えました!
ぷはー…。
よし、起きるぞ…。
リクライニングをぎゅぎゅっと起こすと、
つつーっとなにかが痛いが気にしない!
かなり起こした姿勢で、読書なぞしてみる。
その名も「胃ろう造設患者のケアマニュアル」。
病棟の端っこに、小さい図書室があるのです。
患者向けの読み物もあるけど、
看護学生さん向けかなぁと思う本もあり。
ただ、どの本も、ちょっと古いんだよなぁ。
最新情報のやつ、入れといてくれないかなぁ。
私がやったイントロデューサー術はバルーンのみ、
とか書いてあるけど、私バンパーだもんねー。
そして、あっという間に昼食のお時間。
せっかく消化して軽くなってきた胃が、また痛重い…。
と同時にトイレにも行きたくなって、
またナースコール連打!
さて、胃ろう造設後初のトイレ移乗だけど、大丈夫か?
上半身持ち上げる分には全然突っ張り感なし。
むしろ、ちゃんと座位取れずに、
くしゃっと上半身が潰れてしまう時の方が、
胃ろうカテーテルがぐりぐりして痛い(泣)
そして、私、座位取るときに、左腕の上にお腹を乗せるのですが、
胃ろうカテーテル直撃…。
座位取ろうとしてぐりぐり…。
腕も当たってぐりぐり…。
ぎゃおーん…(号泣)
看護師さん2人がかりで支えてもらって
四苦八苦しながら用は足したけど、
これトイレのたびにやってたら、
ろう孔形成遅れるんじゃないの…?(泣)
はー…。トイレの方法、課題だわー…。
せめて胃ろうカテーテルがもうちょい引っ込んでたら、
腕に引っ掛からないんだけどなぁ…。
1cmくらい飛び出てるので、なにかと引っ掛かる…。
もう少しすれば、痛み自体治まるのかなぁー?
そしたらまたチャレンジしてみよう…。
夕食も、食べてすぐに胃が重ー...。
美味しいんだけどね〜...。
早く胃重に慣れたいわ...。

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