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ステージマナー

こんにちは! ファゴット奏者の蛯澤亮です。楽器を吹いたり、youtubeやnoteで情報を共有したり、コンサートの企画運営をしています。一緒に人生と音楽を楽しんでいきましょう♫

今回のテーマはステージマナー!

これ、最近の大学では教えないのかな?

音楽家としての私についてはこちらをご覧ください↓

まずは礼

いろんなコンサートで目にする光景。
礼をしない!!

これを見て、礼はしてるから良いやって人は要注意。

まず礼なんです。

礼に始まり礼に終わる。

コンサートも同じ。

舞台に出たらまずは礼をする。

つまり、自分の準備は後なの!!

楽譜を譜面台に置く、リードケースを置く、リードを準備するなどなど、自分のことは礼をしてから!!

発表会で学生に教えないのでしょうか?

と思えば、日本の不思議な慣習がありました。


日本のオケの慣習

帰国してからオケに乗る機会がある時、いまだに慣れないことがあるんです。

それがステージに出た時のステージマナー。

オケメンバーが舞台に出た時、拍手が出る時があります。これってオケメンバーに拍手が鳴ってるわけです。

しかし、日本のオケは平気で座るんです。

無礼ですよね!?

ヨーロッパのオケは拍手が鳴り止むまで座りません。

コンマスが来て全員で一斉に座ります。そしたら拍手も止みます。

でも日本の場合、みんな座って、コンマスが来て一人で礼をして拍手が止みます。

みんな、コンマスのために拍手してたの?

オケのためでしょ??

ならオケ全員拍手に応えましょうよ!!


日本の礼儀とは

日本では間を大事にするといいます。

それは分かります。

しかし、準備する間、必要でしょうか?

結局は

拍手、準備、礼、拍手、準備

例の後もみんな大体準備の時間あるんです。

特に舞台に出てすぐ拍手が鳴ったなら、何よりも早く礼をするべきだと思うんです。

ていうか、私はそう習ってきました。

それから準備をするのは、お客様の準備の時間にもなるんです。

拍手がなって礼をしないから拍手が途切れて、準備終わってから礼をするから客はまた拍手しなければいけない。流れも悪いです。


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お互いの準備の時間


それぞれが準備する時間、それが拍手と演奏の合間。

そう考えればみんな焦らないのではないのでしょうか?

変にクラシックの作法とかじゃなくて、礼として考えればスムーズじゃないかと思うんです。

出てくる、拍手、礼、準備、演奏

指揮者やソリストがいればワンクッション入るだけです。

なんか、クラシックという西洋文化というだけで変なことになってる気がします。

とりあえず、演奏者は舞台に出たらまず礼をする。これは徹底していきたいと思うところです。自戒も含めて。

クラシックファンの方はコンサートの際、そんな目線で見てみてください笑
意外といろんな人がいますw
音大生は気をつけて!!

蛯澤亮でした!

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