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御手紙。

親愛なるサルバドール・ダリ先生。

ダリ先生が好きで、時々このブログに記事を書いていたら「諸橋近代美術館」の公式アカウント様が私の記事に「スキ」を押してくれましたよ。

諸橋近代美術館の皆様、ありがとう。
そしてダリ先生、ありがとう。

ダリ先生。
先生は少年の頃、森で瀕死のコウモリに群がるアリと遭遇しましたね。それは先生にとって衝撃の光景だったでしょう。

コウモリに群がる無数のアリは死を連想させ、やがて一種の恐怖となって先生の心に深く刻まれました。
それは大人になっても消えることなく、先生の中でその後も「アリ」は「死の象徴」として存在し続けましたね。

ダリ先生。
それと全く同じ出来事が起こったのです。
我が家の玄関先でコウモリの死骸にアリがたくさん群がっていました。
発見したのは私の旦那さまです。

先生、彼はあなたを尊敬しています。
尊敬する先生と同じ境遇を体験して「コウモリに群がるアリはなかなか衝撃の光景だった」と話していました。
旦那さまが先生に追いつく日はいつになるのでしょうか。

先生の真似をして口髭を水飴で固めたり
頭にフランスパンを乗せて「リーゼント」と言ってみたり
象に乗って凱旋門に行ったりしてしまうのでしょうか。

旦那さまは人前で話をする仕事もしているのですが、その時に潜水服で登壇しないか心配です。先生はそれで死にかけたことがありましたね。
もしもその日が来たら、旦那さまがスムーズに酸素供給できるよう全力でサポートしたいと思っています。笑

今、私たちは終わりがなかなか見えない未知の恐怖と戦っています。
それが落ち着いたらまた「諸橋近代美術館」に行きますね。
いつかあなたが産まれたスペインのフィゲラスにも足を運びたいです。

「天才になるには、天才のフリをすればいい!」
天才になりたければ「自分は人とは違う」ということを多くの人に認識させ、自分が天才であるフリをするのが一番手っ取り早いという先生の持論ですね。
でも、これってよく考えたら先生にしか出来ない気がします。笑

さて、長くなりましたが、これからもあなたのことを追いかけていきます、ということが言いたかったのです。

では先生、また。


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