見出し画像

感動の再会。

シャーロック・ホームズ。

アーサー・コナン・ドイルが生み出した名探偵。
その作品は昔から何度も何度も映像化されてきました。

近年だと、
ロバート・ダウニー・Jr.やベネディクト・カンバーバッチが演じたことで、
若い人の間でも話題になりました。

でもでも!
やはり、私の中でジェレミー・ブレッドは外せない。

…というか、
ホームズといえばジェレミー・ブレッド一択なのであります。

ジェレミーホームズとの出会いは今から10年ほど前。
まだ旦那さまとアパートで2人暮らしをしていたとき。

深夜のBS放送で見かけたジェレミー・ブレッドに衝撃を受けました。
なんじゃこれはぁぁぁぁぁ!と。
本の世界から飛び出してきたのかと。

映像がとても古かったので、放送後に調べました。
そしたら、
1984年に放送されていたイギリスグラナダTV制作のホームズシリーズでした。

放送当時から「ブレットはホームズそのもの」と高評価だったそうで。
本当に本当にそう思います。
仕草や表情、雰囲気などジェレミー・ブレッドが纏っているすべてがイメージにピッタリ。

原作に近く、非常に完成度の高いホームズは、
元々、舞台俳優だったジェレミー・ブレットの演技力に加え、
役柄と真摯に向き合って作り上げられた最高傑作。

そして相棒のワトソン役もしっくりくる。
シリーズ前半はデヴィット・バーク、
シリーズ後半は降板したデヴィット・バーグに代わり、エドワード・ハードウィックが演じました。
お二方ともちょっと抜けてる感じが可愛らしく、温かみのあるワトソンです。

非常に繊細な心の持ち主だったジェレミー・ブレッドは
自身の人生やホームズの役作りなど、
自分の中に様々な苦労や悩みを抱え、徐々に心身の調子を崩してしまいます。

それでも、
入退院を繰り返しながら撮影を続行しました。

またホームズを演じる傍ら、自らの病気を世間に公表し、
同じ病の人のために情報を発信し続けました。

ジェレミー・ブレッドは1995年に心疾患で亡くなりました。
今もなお根強いファンがいるであろうジェレミーホームズ。

昨日、テレビのチャンネルサーフィンをしていたら、
BSで再び放送されているのを見つけてしまいました!

これは絶対にジェレミー・ブレッドに呼ばれていると確信。
毎週やるらしいね。
ばっちり録画予約したよ。ジェレミー。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?