小動物の祖母。

小動物の祖母。

月に数回、祖母の通院に付き添っています。
実家の祖母は90歳近い高齢です。昔、道路で派手に転んで、骨折。足を手術しました。
その影響で杖なしでは歩けません。立てません。座るのも一苦労です。
腰や背中が曲がって、見た目はだいぶおばあちゃんですが、それ以外はいたって健康体です。大きな病気もしたことない。

時々、曜日とか日付とか私が聞いてることが理解できずに「？？？」って顔をするけど、ゆっくり何回も言えば大丈夫そうです。

趣味は歌うこと、喋ること。それと塗り絵。
誕生日に演歌のＣＤをあげたらとても喜んで、毎日のように歌っているとか。嬉しい限りです。
歌詞が小さすぎて、読みにくいから…と自分で大きな紙に書き写しては歌ってるそうな。手を動かすことは良いことだ。

病院までは車で片道２５分くらい。その間ずっと喋っています。
通ってるデイサービスの話や最近見たニュースの話。ひ孫の話。元気ですな。
運転中に急に静かになったから、心配になって見てみると寝てたりとかね。急に睡魔に襲われる祖母。笑

こう見えて、昔はバリバリの営業ウーマン。営業成績も優秀だった記憶がある。
小さい頃、祖母の職場に遊びに行ったとき、営業成績を示す棒グラフの名前の上に赤い花が貼ってあったのを覚えてる。(時代を感じるなぁ。笑)
当時の上司が「おばあちゃんは凄いんだぞ！会社で１番だ！だからこのお花が貼ってあるんだよ！」と教えてくれた。

昔はバリバリ。今はただの可愛いおばあちゃん。
長生きしておくれよ。