吉住さん

※大したネタバレはありません。

吉住さんの第4回単独公演千秋楽に行った。


芸人さんの単独ライブというものに行ったのは初めてだった。


コントと幕間VTRを6本ずつ(多分6だったと思ふ)。舞台には机や椅子などの最低限の小道具と衣装と吉住さん一人。

我々は独特すぎる世界観にすぐに引き込まれていった。


コントが1本終わり、余韻に浸るまもなくアクの強い幕間VTRが流れる。そしてまた次のコントに入る。


どれもとても面白くて腹を抱えて笑ったが、

彼女から放たれる狂気で

頭を抱えて笑っていた。


設定や導入がぶっ飛んでいる訳ではない。

しかし展開と切り口が本当に面白い。

常人が考える2㎝ずれたところを切ってくる。

面白さと共に恐怖も感じる。

そしてフリオチがちゃんと効いている。

台本の面白さに加え、彼女の演技力が

面白さを爆増させている。

えげつないコント師だ。

そりゃWチャンプになるわ。


頭をおかしくされながら、彼女の世界観に引き摺り込まれ、

気づけばエンディング

あっという間だった。


芸術的で狂気じみていてすごく面白い公演だった。

吉住さん、本当にカッコよかったです。



私はお笑い芸人になりたい。

ずっと思っているが、その気持ちが強くなった。

この公演を見て今まで自分がやってきたネタのダメなところが分かった。

プロの芸人になって、お客さんを引き込めるネタ書いて、

単独公演をしたい。



そう思いながら家に帰り、

晩御飯を食べて、

ネタ帳に向かった。


TVで鬼滅の刃の劇場版が流れていたが、

私の頭の中はお笑い芸人吉住で埋め尽くされていた。


公演の感想と新しいネタ案をノートに書き殴った。






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