【第6話】受付嬢はエレガントに戦う
エレガントにガチャ切りをして、ドヤっていた前回までの私
この話、あれで終わりじゃないですから!
迷惑電話の張本人、Eと名乗る男
奴は私が見込んだだけあって超絶しつこかった 蛇みたい
なんとまあ、再度電話をかけてきた
とっても感じよく
「わたくし、株式会社✖✖のEと申します。恐れ入りますが、技術部のF様をお願いします。」
「かしこまりました。しばらくお待ちください」
保留♪
…え、なんなの?
(用件をひたすら聞き続ける作戦は、面倒なのでやめた)
ふー…気を取り直す
「お待たせしております、E様。あいにくFは外出をしております。」
「テメエ適当な事言ってんじゃねえよ。いいから出せ!」
ムカムカムカ
だいたい、こんなんで仮に本人につないだところでどんな口調で話すの?こんな感じ悪ーいひとと契約交わす?急に態度変えたりするのかな?
繋ぐときだってどんなひとか担当者に伝えるのに
窓口である受付は、軽く見えるかもだけどここが難関なんだから、手を抜いちゃあいけないよねえ
「お姉さんは楚々とした美女なんでしょうね。なのでおつなぎいただけますか?」
くらい言われたら
喜び勇んで繋ぐというのに!!!←←←ヲイ
やんなっちゃう きっとモテないぞ、こいつ
「お電話をお切りします。ご連絡ありがとうございました。」
ちゃっちゃと電話を切った
あーあー
この戦いは長くなるぞ
休憩行けるかな
つづく
「書く」ことで食べていけるひとになるのが目標です♡ここにたどり着いたのも何かのご縁。わちゃわちゃしましょー!!!