【第13話】受付嬢はエレガントに戦う
「佐●急便××営業所のGと申します」
と、いかにもそれっぽく電話をよこしたG
うっかり繋ぎそうになったけど、先輩からの一言で迷惑電話と気づいた私
営業所の連絡先を尋ねると面白い言い訳をした
「営業所の番号ですか?しかし…
営業所はいつも人がいないんです」
…はい?
思わず突っ込んだ
「営業所なのにどなたもいらっしゃらないのですか?そんなことは有り得ないのでは??」
「はい、みんな忙しいので。なので直通の番号教えて下さい。私から連絡しますから」
カチャカチャ
「えー××営業所ですよね。今御社のHPにアクセスしました。××西営業所でしょうか、東営業所でしょうか。南営業所もございますね。」
「え」
「弊社の最寄りですと南営業所ですね。掲載されている番号にご連絡しますね。こちらの番号でよろしいでしょうか。念のため確認いたします。ゼロ…」
「いやですから、いつも人がいないんですってば!だからかけても誰もいませんよ!!!」
つづく
「書く」ことで食べていけるひとになるのが目標です♡ここにたどり着いたのも何かのご縁。わちゃわちゃしましょー!!!