【M-1 2018雑感想~新世代とはなにか~】
初めましての本格始動。
note始めました。
サッカー中心に、って言いながらもいきなりM-1かい!って感じですが、先日Facebookにも投稿した内容を元に、その後に起こった審査員への暴言や失言などを含め、再度編集して書いておきたいなと思います。
先にお伝えしておくと、僕は漫才は文字起こしして、文章で見ても笑えるかどうかが大事だと思っているタイプの人間です。
顔の表情や動き、言い方などの要素を否定する訳じゃないですが、その要素を強めれば強めるほどコントとの境が無くなっていく気がするので。
センターマイクにボケとツッコミという役割があり、2人の会話で笑わせることが漫才だと思っているので、そういう面から見ています。
このnoteの目的と同じく、誰かに何かを伝えたいとかではないですし、かなり長いので時間ある時にでも見てください。
※超主観+好き嫌い入りまくってるので、「上から目線か!」とか「お前誰やねん!」的なツッコミは心の中でお願いします。
さて、いきますか。
(全体感)
「客が重かった」これに尽きるかなと思います。
去年のお客さんが良すぎた部分はありますけど、それにしても今回のお客さんは重かった。
傾向としては、数年前の様に「テンポ(スピード)」と「キャラ」に振り戻ったのかなと思いました。
ここが正直僕みたいなネタ重視・技術重視の人間とは相性が良くないw
速さとキャラ推しで評価をされて優勝したのがNON STYLEでありトレンディエンジェルで、今大会で言えばそれはミキであり霜降り明星だったのかなと。
ただこの2組には明確な差があり、それが最終的に霜降り明星が優勝するに繋がった大きな要因だったと思います。
このお客さん重い問題によって、どのコンビが最終決戦に進むのかは全く分からなくなりましたし、順番によるしんどさが例年以上に重みを持つこととなりました。
特にかまいたちはもったいないとしかいいようがないなーと。
(ファーストラウンド)
見取り図
気負いなのか、初出場のトップ出番でいつも通りやれっていう方が厳しかったか。
特にネタがこれじゃない感というか、既存のネタの詰め合わせになっていて、どれが伝えたかったのかがブレましたね。
一本一本は面白いネタがあるのに、勝ちたい!という意識から自分たちのネタを信じられなかったのかな。
「あたおか」を出すタイミングや「〇〇って誰―?」の回収のタイミングが確かに遅かったなー。
盛山の短縮ワードがこのコンビ最大の武器だと思ってるので、ネタをつぎはぎでやるなら、「おっかく」から「あたおか」に繋げるネタにして序盤と後半に短縮ワードツッコミを出して欲しかったかなー。
なんにせよ、これが来年に繋がる学びだったと期待しています。
スーパーマラドーナ
しんどかった。既視感が強いフォーマットかつ、田中のサイコさは一昨年からの活躍で周知のことであり、出だしから大体の展開が予測できてしまうネタに。
元々ネタの中に大きな裏切りはないコンビであり、ネタの完成度と武智と田中のアンバランスさが最大の売り。
内容は別として一番の感動は、武智は本当によく田中を育ててきたなーということ。
マラドーナ時代を思えば、M-1決勝の常連になったっていうだけでもホンマに感動レベルのストーリーです。ラストイヤー、もう少し違う展開は見たかったよね。
(ここから追記)
M-1へのこだわり、ラストイヤー、予想よりも早い出番、ファーストラウンドでの敗退、様々納得できないことが多かったことは容易に想像できるものの、あの騒動はあまりにお粗末。
自分たちの価値を自分たちで落としてはいけない。
「誰が好き」とか差し引いても今年のスーパーマラドーナに最終決戦に残る可能性はなかったと思うし、噛みつく相手を間違えすぎた。
かまいたち
本来なら出順3番目はそこまで悪くない。しかもスーパーマラドーナが前の組であることを考えればむしろいいはずが、そこはお客さんの重さかな。スーパーマラドーナがもっとウケてれば印象変わってた気がします。
タイムマシーンがあればというありきたりな振りからまさかのポイントカードなの?っていう序盤の裏切りは最高やったし、後半につれてツッコミの濱家が間違いだす(ネタとして間違うという意味で)っていうのは新しいと思う。反論が反論になってない笑い。
明らかにしょうもないことを本気で正論の様にまくしたてる山内は充分にサイコやし、そこに反論として核を突けない濱家の焦りみたいなことはもう少しウケてもいいと思うねんけどなー。
ネタと客の相性なのか。
一番気になった巨人師匠の点数が伸びきらなかった理由を今ちゃんはなぜ聞いてくれなかったのかw
ジャルジャル
審査員に対して去年の振りがしっかり効いてたことが、思っていた以上に点が伸びた要因かな。
国名わけっこは予選でも見てたし、これぐらいウケるだろうなとは思っていました。
ただ、個人的にはピンポンパンゲーム(昨年のネタ)の方が絶対面白かった。
なぜか?
単純に去年のネタの方がゲームとしての難易度が高いから。このタイプのネタは客に、「できそうやな」って思わせたらアカン気がする。
多分昨年の審査員の評価がわかれたことや『アホやと笑われへん』って言われたことも頭の中にあったんちゃうかな。
ただゲームの難易度が下がったことでわかりやすさがプラスされたのか結果は高得点。
彼らは良くも悪くも本当に頑固でぶれない。
アドリブや即興ではなく、着眼点の斬新さとそれをこなす練習量。福徳は多分練習量とかを評価されたくはないだろうけど、『真面目で繊細』なコンビやなーと改めて思いました。
ギャロップ
全国ネットのゴールデン、しかも漫才コンテストの決勝でギャロップを見れること。
関西のアラサ―お笑い好きにはこの感動が伝わりますよね??w
もうね、正直M-1に参加し続けてたことも驚きやし、決勝に出るっていうだけで感動もんです。よく諦めずに続けてきたなー。
ただ、ネタのチョイスは確かにこれじゃない感。もったいない。
冒頭の、「みんな生え過ぎちゃう?」もやって欲しかったんやけどなー。
掴み待ちの今回のお客さんにはウケたんじゃないかって思います。
正統派のしゃべくり漫才ではあるものの、コンパのネタより予選でやってたタイムマシーンの方が個人的には面白かった。
かまいたちとのネタ被りを気にしたのかもしれませんけどね。
確かに自虐の笑いは今風ではないのかもしれないけど、タイムマシーンの方がまだ少し明るさがあるし、ハゲネタをやりきってからの方がコンパの自虐ネタはウケた気がします。
今年がラストイヤー。DJじゃなくて漫才続けてほしいなと心から思います。
ゆにばーす
川瀬名人入れ込みすぎやろw
冒頭から今までにないぐらいの噛み方。それを本人が一番引きずってたんやろうな。
テンポと表情が苦しかった。
でもそれに引っ張られまいとするはらさんの胆力は凄かったし、そのおかげで後半持ち直してそこそこ笑いも持ってこれたのは良かった。
いいコンビなんだなー。
M-1にかける思いの強さが裏目に出た形ではあるけど、悪い傾向ではないと思います。来年はかまいたちとともに優勝争いできるように頑張ってほしいなー。
好きなんすよ、この二人w
ミキ(敗者復活)
「やかましい」っていう評価が最も的確かと。
たしかにしゃべくり漫才ではあるが、正統派では無い。
系譜はNON STYLEからの高速系漫才。ネタの手数と兄弟という設定(ホンマの兄弟なんやけど)に互いのキャラのコントラストで笑いのポイントを作っていくスタイルはもはや定着してきた印象。
お兄ちゃんの絶叫系ともいえるツッコミはスタイルなんだけど、正直うるさい。
しかも一つ一つのワードセンスがちょっと物足りないのは毎年の事なんだけど、今年は粗品の存在がこのワードセンスの差をハッキリとさせてしまった気がする。
「最近のジャニーズ欠員でてる」とかはめっちゃ好きやけど、ボケの手数に比べると大笑いする数が少ない印象。
なんとなく面白い気はするけど、注意して聞くとそうでもない。
トレンディ化しないためにももう少しロケ番組を地道に頑張って、フリートーク磨けばそれがネタに活きてくるはず。
トム・ブラウン
あかーん!無理やーw
冒頭の「キャー!」は笑いましたが、その後が意味不明。
一番納得できないのは、振りのナカジマックスの扱いが雑すぎること。
途中のカオスはまぁ理解できたとしても、最後花沢さんが出てきてまでナカジマックス作れたのに、結局のオチはなんだったのか。
奇想天外奇天烈なキャラやネタであってもいいが、最後はそこに論理性というか合理的なオチがなければ、「アホな事」をやってるだけ。
昨年のマジカルなんたらもそうやけど、こういう枠を一つは用意してないとダメなの?
M-1って「漫才」のフレームの中で競うものだと思うので、わざわざ枠を空けておく必要は無いと思う。
「漫才」のフレームの中でめい一杯無茶してる芸人をしっかりと評価してあげて欲しい。
霜降り明星
良かったね、最後じゃなくて。
この出順はかなり霜降りにとってはラッキーだったと思う。
和牛の後のトリ出番はさすがにしんどすぎるしね。
しかしハマったね、粗品が。
Facebookに投稿したプレビューでも書きましたが、一発持ってる組として期待はしてました。
せいやのぶっ飛びキャラや動きが一発な訳ではなく、粗品のワードセンスの秀逸さが一発なこのコンビ。
互いにR-1の決勝に進めるぐらいのパンチ力持ってる上で、コンビになると更にその輝きが増す感じ。
手数の多さや展開の速さはミキに通づるところもあるが、圧倒的に違うのはひとつひとつのツッコミに対するこだわり。
粗品が凄いのは全てのネタにおいて突っ込み方のフォーマットは変えないこと。
フォーマットが変わらないがため、言葉のチョイスでしか変化はつけられないが、それこそが粗品の真骨頂。巨人師匠のコメントにうなずくしかなかったけど、「みんなが待ってる言葉の少し上を出してくる」っていうのがまさに。
たまった観客のフラストレーションが一気に破裂する形で点数も突き抜けました。
一本目の「ボラギノールか!」と二本目の「バブやろ!」がともにこれ以上ないぐらいに決まったのが一番良かったよね。あれで空気変わった気がしました。
和牛
ため息出ました。さすがっすわ。
巧過ぎるぐらい巧いのは水田も賢志郎も。
「まだまだ水田」と「そこそこゾンビ」の掛け合いもやけど、一昨年や昨年と比べてもネタ中の二人の関わり方は大きく変わってきてる。
賢志郎はもはやただのツッコミではない。何と表現していいかわからんけど、ボケとツッコミという関係性じゃなくて、水田と賢志郎っていう役割になってきてる気がする。
期待されて、トリで、前半は緊張してるんか?って思わせてくるスロースタートぶりももはや計算の内なんやろな。
そう思わされるからこそ、終盤の盛り上がりが増幅する。
ただ、去年よりも我慢する時間が長いように感じたから、巨人師匠の点数でないんちゃう?って思ってしまいましたw
いらん心配やったけどね。
渾身のネタで会心の出来でも一位を取れなかったのは今思うと布石やったのかな。
(最終決戦)
ジャルジャル
なかなかに古いネタ持ってきましたねーw
目立ち方を均等にしたいっていうことに対してどう広げるかって相当難しいよねーっていうことぐらいしか印象に残ってないというw
最終決戦に進んでからこのネタをチョイスするっていうのがどういう心境だったのかが気になります。
多分持ちネタの中でも漫才に近いスタイルのネタっていう意味でチョイスしたんかな?
感想は、「これで勝てるわけねーよ」って感じでした。
和牛
取りあえず伝えたいのは、ファーストラウンドも最終決戦も初めて見たネタでしたっていうこと。これはホンマにただ事じゃないと思います。
YoutubeやGyaoなどで過去や今年の予選の動画もいくつかは観れるようになっています。
僕は和牛が大好きで、今年の予選でやってた逆ヘッドなってまうとかのネタも好きで何回も見てますが、それでもこのネタは初めて観ました。
技術が高いのはもう誰もが知っていますが、ネタの多さ、しかもただ多いだけじゃなくてパターンの多さと、そのどれもがM-1で勝負掛けられるほどの完成度ってちょっと異常だと思います。
それほどまでの熱量と努力とセンスと。本当に頭が下がります。
今回のネタも個人的には秀逸だと思ったし、勝ったでしょう!って思いました。しかし、これで勝てなければどうやって勝つのか。
一昨年、去年、今年と同じコンビやのにやってることがここまで違うのってホンマに凄いと思うんですけど、これ僕の感動伝わってます??w
霜降り明星
ファーストラウンドが勝負のネタだったんだろう。
2本目は今までも他のコンテストでも見たことがあるネタでした。
でもやっぱりウケるゾーンに入ってしまってる感じがしましたね。
特にツカミのバスロマン!が見事にハマったおかげで後が楽になりましたね。
人殺したんか!のタメもいつもより少し多めにとれたし、二人とも舞い上がらずに落ち着いてできた感じは良かったなと思います。
霜降り明星を知ってる人間からすると驚きは少なかったけど、知らなかった人たちからすると、こんなコンビが今大会に隠れてたとはって感じなんやろう。
今の時代を象徴する、『手数+キャラ』に『ワードセンス』が掛けられたことで笑えるポイントが手数に限りなく近くなった印象です。
一つ一つのボケとツッコミを雑にすることなく、4分間にどれだけ多く詰め込めるかというのが、これからの新世代のトレンドになるのかなー。
ということ初出場で初優勝。結成5年目。ともに平成生まれ。
『新しい』を評価していたナイツの塙と立川志らく、『技術』と『真摯さ』を評価する巨人師匠のどちらもが霜降り明星にいれていたという事実。
まさに「世代交代」「新世代の台頭」を連想させるような結果でした。
また、今回の大きなポイントだった重いお客さんが笑うかどうかの分かれ目は、30秒までに一つ目の山場を持ってこれるかどうかということだったと思います。
いわゆる笑いの「瞬発力」。
かつてはブラマヨが紳助に「4分の使い方が抜群!」と言わせたように、M-1という舞台では4分間をどう使うかということが重要なファクターだったように思います。
今回の和牛のファーストラウンドのネタなんかは特にですが、4分間という時間を計算し、その中で起承転結を作る、脚本があるかのようなネタ。
昨年のウエディングプランナーのネタもまさにそう。
しかし、レッドカーペットなど、多くのネタ番組がコンビにも4分間も与えることはせずに、「1分で笑わせ!」とでも言うかのごとくに芸人をファスト化して消費して行きました。
その影響がやはり色濃く出てるのが近年の漫才の高速化。
これをトレンドとして、芸人にそのトレンドへの対応を迫ることが正しい事とは個人的には思えませんが、どうしてもその流れは止められないのかなー。
一昨年に銀シャリが優勝して以降、和牛やかまいたちを筆頭にその4分間をもっとしっかり捉えて使おうというコンビがなかなか日の目を浴びにくくなっている気がします。
というか、そんな流れの中で優勝した銀シャリはとてつもなかったんやなと改めて思いますね。
今回30秒までにウケたなって印象をもったのは、かまいたち、ジャルジャル、ミキ、トム・ブラウン、霜降り明星ですかね。
冒頭の笑いの量をひっくり返せたのは和牛だけでした。
この傾向が来年以降も続くのであれば、和牛やかまいたちは彼らのスタイルや漫才の構成を大きく変えない限りは勝つことができないのかなー。
でも、そうしてまで勝つ意味があるのか?とは同時に思います。
単純に、「今年もおもろかったなー!」っていう感想よりは、「お笑い、漫才って難しいなー。」という感想がかなり大きく、色々考えさせられる結果でした。
※ここから追記。
M-1の放送後に悲しい事件が起きました。以前からも多分あったんでしょうね、上沼恵美子批判。個人的には気持ちの良い審査をされていると思いますし、関西の大御所MCとして、対視聴者という目線もありながら、「漫才とはなにか?」を重視した点数・コメントをしてると思います。
確かに「好きじゃない」とか「わからない」って好みを基準として突き放すような言い方はされますが、その実は「漫才として判断できない」や「M-1としてはどうなの?」「テレビ受けするか?」っていう意味なんだと解釈してます。あとは、やはり審査員に対してのリスペクトってあるよなと。
彼らがいなければM-1というコンテンツは成立しない。
視聴者の投票で決まるのならば、それは面白さじゃなく単なる「人気投票」に成り下がる。「M-1王者」に箔をつけるのは視聴者でも視聴率でもなく、彼ら「審査員」の重みなのだ。そして一番考えなければならないのは、その彼ら審査員の「並び」「席次」について。
なぜ上沼恵美子とオール巨人が端にいて、松本人志は二番目に座っているのか。
島田伸助が始めた「M-1」というコンテンツ。
その彼が抜けた際に、審査員席の一番目に誰を座らせるのか?というのはかなり難易度の高い問題だったと思います。
その位置に適任なのは誰なのか?僕が思うに、両端の大御所は、「漫才」という基準を示す人でなければならないのではないかと。
上方漫才の、特に「しゃべくり漫才」という基本形の流れを強く持つ、オール巨人と上沼恵美子以外に、この場に座れる人材は思いつきません。
この二人がしっかりと「漫才」という枠組みの評価をしてくれるお陰で、他の審査員たちは自分独自の評価を許されるのです。
だから志らく師匠がトムブラウンに98点を出しても許されるべきなのです。彼はあえて、「面白いか」「面白くないか」の判断しかしていない。松本人志を二番目に置いている理由もそうです。僕たち視聴者は松本に対して、「異端」「鬼才」というイメージを持ちすぎている。
だからこそ、彼にも評価に対する自由を与えた方が面白いのです。
二番目に座っているから、去年のジャルジャルのネタに対して「僕は一番面白いと思った」って言って許されるのです。
あれを巨人師匠やえみちゃんが言ってしまったら僕は正直幻滅します。
でも両端の二人は採点基準だけでなく、コメントを聞いても、「漫才」というフレームを元に評価をしているということは明白です。
審査員に大御所を置く「重み」
上方漫才の本流に位置してきたレジェンドとしての「重み」
長年テレビ番組で女性MCとして活躍して来ている「重み」
これらに対してリスペクトができないのはナンセンスとしか言いようがない。M-1は漫才のコンテストです。
決してネタ見せ番組では無い。漫才の枠組みを広げる可能性は否定しません。だからこそ予選の審査員は、マジカルラブリーやトムブラウンなどをその可能性として本戦に提案して来ているんだと思います。
それを明確に、「これは漫才じゃないんじゃない?」って決勝の審査員が点数をつけるのです。
実に素晴らしい番組・コンテンツだと思います。
それは「古い」とか「新しい」で語れるものではない。
「漫才」のコンテストである以上、「漫才とは?」を定義する存在は確実に必要なのです。
もし本当に上沼恵美子が審査員引退されるのであれば、「漫才とは?」をどうやって定義するのか。その役割を巨人師匠一人に押し付けてしまっても良いのか。
批判する人間はそこまで考えてしなければ、M-1というコンテンツが終わる可能性も視野に入れなければいけないと思いました。人間愚かにはなりたくないもんですね。
うりゃ!あざした!!
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