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【eBay輸出の会計講座3】税理士任せは危険!忘れると大変になる年末業務

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『それは私の責任です』ということが言い切れてこそ、責任者たりうる。
松下幸之助
クールジャパン個人貿易学院 eBay学科
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個人事業主にとって

12月は事業年度末に当たります。

決算月という言い方もします。


3月の確定申告に向けて

準備や、対策に着手する

時期になるわけです。


納税予定額を、概算で見積もったり

節税策をリストアップして

順次実行したりしますが

棚卸(たなおろし)

重要な決算業務の一つになります。


eBay輸出も在庫ビジネスですから

棚卸は、必須の業務です。


棚卸というのは、品目別に在庫の数量と金額を

数えて、一覧表にまとめることを言います。


例えば、街の本屋さんでも、棚卸のために

店舗の休業予定が、張り紙にされているのを

見たことがある人も、いるのではないでしょうか。


店舗を休みにして、書籍の品目別の数を

数えるわけです。

棚卸専門の外注業者もいるくらいです。


eBay輸出においても、12月31日時点の

棚卸一覧を、作って税理士に提出しないと

正確な確定申告ができません。


このため、個人のeBayセラーにとっても

棚卸は重要な業務になるわけです。


私の知人であるeBayセラーの実例なのですが

棚卸をしなかったために

年末の在庫残高を、1年前の数字と同じ金額で

確定申告されてしまった方が入ました。


ご本人は、棚卸について認識が無く

任せていた税理士も、資料が届かないので

やむなく前年と同じ金額を計上された

とのことでした。

その結果、何が起きたか?

銀行から融資を断られてしまったのです。


在庫の残高が、1年から全く(1円も)変わっていない

ということは、在庫が動いていないということです。

そのため

事業が実態として動いていない

という判定を銀行にされ

融資を受けられなかった

という事例がありました。


税理士に責任転嫁するのは簡単ですが

棚卸という重要な経理業務を知らなかった依頼者にも

責任があります。


個人事業と言えども、事業を行う以上

そういった決算業務の常識は

社長として、認識しておきたいところです。

こうしたミスを防ぐためにも

最低限の会計知識は、知っておきたいものですね。




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