マガジンのカバー画像

シネマ⊿ライフ

37
書き出してみて気付いたが、我ながら映画の話が多く、別マガジンで纏める。
運営しているクリエイター

2021年11月の記事一覧

シネマ⊿ライフ019 : マトリックス (振り返り)

 マトリックス レザレクションズの公開のニュースを受け、過去のマトリックス作人を振り返ってみた。昔は三作品ともDVDも持っていたが、今や売り払って無くなっていた。  レザレクションズは初代のマトリックスの続編の位置づけなので、Gyaoで初代のマトリックスを見る事にした。1999年に記憶はフラッシュバックするが、映画の中は2021年の今見ても新しさを感じた。ウォシャウスキー兄弟の凄さを再確認し、当時の衝撃を思い出した。  レザレクションズの12月の公開を楽しみにしながら、過

シネマ⊿ライフ018 : 007 (ノー・タイム・トゥ・ダイ)

 ジェームズ・ボンドの活躍を描く「007」シリーズ25作目「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」の日本公開日が、10月1日に決定した。シリーズ21作目「007 カジノ・ロワイヤル」から最新作までの5作でジェームズ・ボンドを演じたダニエル・クレイグにとって最後のボンド役となる作品だった。  福利厚生のリロクラブで、9月末までのポイントが残っていた。そのポイントを使おうと調べたが、公開2ヵ月まえの8月初旬ではまだチケットが載ってなかった。ムビチケはすでに発売済みな

シネマ⊿ライフ014 : ブレードランナー

BS日テレでの2021年12月4日の再放送前に投稿。 1. 2019 1982年に公開されたブレードランナーは、フィリップ・K・ディックの小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』(原題:Do androids dream of electric sheep?)を原作としたSF大作である。監督のリドリー・スコットが来日した際に訪れた新宿歌舞伎町に影響を受け、作中の風景に日本語が多く描かれている。DVDを借りて息子と見たが、終始暗いタッチの映画で、息子は最初に