メディア露出獲得の肝は、・・・競合情報にあり!?

みなさん、こんばんは!今日は・・・

記事のあらすじ
行動の総量が大事なメディアアプローチですが、闇雲ではやっぱりだめ。自社ネタをひたすらメディアに推しまくるより、競合との抱き合わせが時に大切かも・・・という話です

先日、某媒体の編集長・部長クラスのセミナーを立て続けに聞きました。それはそれは面白いものだったのですが、俯瞰してみると、「大事だと言っていることは同じ」ということ。媒体に限らずやっぱり一緒なんだと感じました。

自社のことだけ推さない

ひとつ目はこちら。自社を愛するあまり広報さんに陥りがちなことですが「自社のことだけ推さない」ということです。もちろん広報担当者として、自社の強みや魅力を深く理解したうえで情報発信したり、広く認知してもらう努力をするわけなのですが、「親バカにならないようにね」ということです。

「うちの子は天才!」と永遠にアピールされても、聞いている方は「またか」となって呆れたり、「我が子なら誰しも可愛いもんだよ」と思ったりします。この状態になるとメディアさんとのお付き合いはきっとうまくはいきませんので注意が必要です。

我が子が素晴らしいかどうかは、親としてそう信じてあげることは大切ですが、あくまで人様が決めること。広報という役割は、素晴らしいと感じてもらうための「要素(情報)」をフラットに届けるというスタンスが大切だと思うのです。

それが常々申し上げている俯瞰するということです。この俯瞰力を戦術に落とし込んだものが、競合との抱き合わせ提案です。

業界の情報には耳ダンボで

テレビや雑誌を見ていたら気づくと思うのですが、大方のケースは、テーマに基づいた複数事例の集合体でニュースやコーナーが出来上がっているということです。例えば今日の日テレの「バゲット」という番組のバズグルメ(だったかな?)では「冷麺」の美味しい店を数軒紹介する特集を組んでいたと曖昧に記憶しています笑。

つまり、自社と同じようなサービスを提供している会社と、同じ媒体で紹介され露出されることが、可能性として高いということです。これはグルメに限ったことではなく、「女性活躍の進む企業」とか「注目のヘルステックサービス」とか、「人気の旅行アプリ」とかどんなテーマでも類似サービス、類似商品を括って記事化することが多いのです。

ということは、競合や似たような商品、サービスを持つ企業の動向を日頃からウォッチしておき、テーマ設定した上でメディアに提案したほうが、「うち、こんなサービスありますよ!」って、突然&一方的にアピールするよりよほどチャンスが高まりそう!という話なのです。そのため、デキル広報さんは、今ニュースにしたら面白そうだなというテーマで競合情報含めて企画書を起こしてメディアに売り込みをかけることをちゃんとしているし、制作会社さんとかメディア自身も、やはりそのように提案された方が検討しやすいと言っている場面によく出くわします。

なかなか難しいかもしれませんが、会社の外に目を向けておくと、おのずと色々みえてくるものがあるはずです!ともに頑張りましょー!


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