【7月の暮らしのレシピ】夏の消化力低下と皮膚のお悩みの関係性(後半)
いっ時の猛暑は少し落ち着きましたが、そのインパクトで早めの夏バテに入ってしまったという方もちらほら。食欲が低下しておそうめんなどツルツルしたものばかり食べていると、消化力も低下して元気が出るものが消化できない身体になってしまいます。
今月の暮らしのレシピでは、前半に消化力が低下することで現れる夏の不調や、それに紐づく皮膚の症状についてお伝えしました。
後半では外からケアして、夏の終わりの美肌を守るレシピをご紹介します。
健康と美容、元気の源である油分を大切にしよう
6月の暮らしのレシピでお伝えした通り、アーユルヴェーダでは夏至を境に1年を2つに分けていて、冬至から夏至までの期間を「アーダーナ(奪う)」と呼ぶのでした。
このアーダーナの期間、上昇する熱によって奪われているのは「体内の油分」です。油分というと、まだまだ日本では「脂肪と同一で、あまりたくさんいらないもの」というイメージが強い気がします。
ですが、アーユルヴェーダでは油分はとっても大事。健康、美容、元気の源です。どんな油分でも良いわけではなく、酸化していない良質な油分を適量保つことで、身体は内側から潤い輝きます。
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インドの予防医療アーユルヴェーダ。個人に合わせた食生活を知り、不調の少ない心地のいい身体を作るのに欠かせない知恵です。一見難しいアーユルヴェーダを、身近な食材や料理、暮らし方でわかりやすくお届けするのがeatreat.の魅力。楽しみながら、心地のいい暮らしを見つけて行ってくださいね。
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