アイドル 編集メモ

色々と時系列順に綴ろうとしたけどいい感じにまとめられず、このままだとボツになりそうなのでフルサイズ動画を編集した時に参考にしたものとその意図だけ先にまとめておこうかと。

フル尺動画は「メルト式からの脱却」をテーマに掲げて作った。理由はアニメサイズが想定外のバズりを見せてハードルが上がってしまったため。

全編を通して角丸四角形や台形、平行四辺形に加工した選手画像が緩急をつけて登場することが多かったが、これは音MAD動画、特にYTPMVと呼ばれるジャンルの動画で用いられている登場・退場表現を参考にした。特に参考にしたのは、わたくし氏さんの音MAD動画。特にボム兵の戦場と私的ばきーらシリーズは死ぬほど見た。単純にこの方の音MADが好きなだけだが。

これらの動画をスロー再生したりコマ送りにしたりしつつ、どう動かしているかを真似して作った。他には音MADに活かせるスクリプトをまとめてくださっているnoteの記事も役に立った。中でも扇クリッピングと斜めブラインド、ノリノリスクリプトには救われた。

ラスサビでグイングイン動く演出はモーショングラフィックスと呼ばれる分野を意識して作った。ここで参考にしたのはギャルゲーOP。映像学区で「文化祭の映像を作るときにギャルゲーOPを参考にして作った」という話があったことを思い出し、活かせないかと思い立った。特に参考にしたのは恋妹パロでおなじみのこの動画。

飯塚~ラルーのところや円がぐるぐるするところは、ほぼこのOPとにらめっこしながら作った。要望があればAviUtlの編集画面も送るのでDMください。
石森のところはほかのギャルゲーOPから。

これは「モーショングラフィックス 参考」で検索してヒットした再生リストにあったもの。

今回使ってみて、ギャルゲーOPとやきゅうたの相性はかなりいいと感じた。ギャルゲーOPは基本的に数枚の立ち絵と図形のみが素材で、それらをゴリゴリに動かすことで見てて飽きない映像に仕上げている。これは静止画の選手画像をいかに魅せるかを考えなければならないやきゅうたにとって良い教材だと言える。特に恋妹の方はパロディ動画が多いことから編集の中身も調べやすい上に、かなりお手本のようなモーショングラフィックスな気がする。ただ、やきゅうたはギャルゲーOPと比べて画像の表示時間が短いため、作詞段階からフルネーム多めで刻みすぎないようにする工夫があるとも感じた。

イージングを用いた登場・退場を使う時、基本効果から座標、拡大率、回転、透明度などをわざわざ追加するようにした。基本効果という名前からしてあんまり使わなさそうな感じがするし、座標や拡大率は別に追加しなくても画像ファイルや図形ならそもそも備わっている。ただ、自分の中で表示している時の横・縦移動と登場・退場の数値設定を別のフィルタでやるように決めておくと、色々と都合が良かった。
あと、今まで図形や文字の周りの黒い影はシャドーで数値いじってかけていたが、今回は縁取りでぼかしを100にする方法でやってみた。結構こっちの方が好き。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?