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名前で見るストーブリーグ採点

 どうも、ソクナと申します。普段は野球選手名で歌ってみた、通称「やきゅうた」と呼ばれる替え歌動画などを投稿している者です。
※↓こういう動画です。

 以前、ドラフト結果について名前の観点から採点したのですが、今回はストーブリーグの動向編と題して、新外国人選手を中心としたオフの補強を採点したいと思います。単純に新戦力の確認としてもご活用ください。
 ドラフト採点はこちら!

 詳しい補強情報については以下を参照ください。

※は育成契約

DeNA 70点

大田泰示外野手(31=前日本ハム)
藤田一也内野手(39=前楽天)
ブルックス・クリスキー投手(27=オリオールズFA)
※ハンセル・マルセリーノ投手(19)

DeNAの大田姓と言えば大田阿斗里選手。大田泰示選手自体の使い勝手が非常に良いので嬉しい補強ではある。
藤田一也選手は出戻り。横浜時代の画像が手に入りにくくなっていたので嬉しい。
クリスキーという音は杉内、辻内と同じで地味に貴重。
マルセリーノのピラメキーノ感。使用例をスッと思いつかないが、痒い所に手が届くタイプの音だと思う。

・総評
単純に補強の量が少ない。が、クリスキー、マルセリーノと新しい音の選手を補強している点は高評価。

西武 100点

バーチ・スミス投手(31=前アスレチックス傘下FA)
ジャンセン・ウィティ内野手(31=前マリナーズ傘下FA)
ボー・タカハシ投手(24)
ブライアン・オグレディ外野手(29=前パドレス)
ディートリック・エンス投手(30=前レイズ)

 スミス姓は5人目だが、画像がパッと手に入るのはレジ―・スミスくらいだったので嬉しい。ファーストネームも短めでフルネーム起用も狙える良い補強。
 登録名は「ジャンセン」らしいが、どちらでも使いたいので途中で登録名を変更してもらいたいところ。いずれにせよ非常に使いやすい音でありがたい。
 ボー・タカハシ選手は登録名次第といったところ。背ネームが「BO」らしいので登録名も「ボー」にしてもらえると嬉しい。フルネームだと戸羽隆選手と同じ音。「終わらない」などのフレーズで使えるため、フルネーム連打パートでは活躍するかも。
 追記:選手名鑑によると登録名が「ボー」らしい。これは完璧。
 オグレディ選手はボグセビック的な使い方の出来る音。局所的な使い道しかない気がする。
 エンス選手は今回の補強の中でもトップクラスに嬉しい補強。歌い方次第では「~へ」に使える上に「エウ」の音としても優秀。「~です」とかで使えるのはすごく嬉しい。

・総評
オグレディ選手を除いてどの選手もすぐに使い道が思いついた。そのどれもが頻出ワードに対応しており、素晴らしい補強だった。

中日 60点

岩崎翔投手(32=前ソフトバンク)
※大嶺祐太投手(33=前ロッテ)
※ギジェルモ・ガルシア外野手(21)
※フランク・アルバレス投手(22)

岩「嵜」姓は初だが、岩「﨑」であれば過去に岩﨑達郎、岩﨑恭平が在籍しており、苗字単体で使うことはほぼなさそう。ただ、フルネームで活躍するタイプなので活躍の機会は十分ある。
大嶺姓自体が珍しく嬉しい補強。ただ、中日は小池姓がそれなりにいるので急務ではなかったのは内緒。
中日でガルシア姓は2人目。球界で見ても6人目とそこそこいる上に画像が無いわけでもないため何とも言えない補強。そこまでガルシア連打になる曲はパプリカぐらいしか思いつかないため、活躍の機会は少なそう。
アルバレス姓は2人目で良い補強。便利な音で嬉しい。

・総評
支配下の補強が人的保障の岩嵜選手のみと単純に量が少ない。育成選手を見ても使い勝手がよさそうなのはアルバレス選手くらいで、やきゅうた的な貢献はあまりない。

日本ハム 90点

※古川侑利投手(26=前巨人)
アリスメンディ・アルカンタラ内野手(30=前ジャイアンツ)
ジョン・ガント投手(29=前ツインズ)
コディ・ポンセ投手(27=前パイレーツ)
レナート・ヌニエス内野手(27=前ブルワーズ)

日本ハムの古川姓は既に古川裕大選手が在籍しており、使い道があるかというと何とも言えない。繰り返しの歌詞を処理したいときに使えるくらいか。
アルカンタラ選手は阪神のラウル・アルカンタラ選手に続いて2人目。MONSTER DANCE的な歌詞じゃないと使いにくい感じはある。
ガント選手は非常に使い勝手のいい名前で素晴らしい補強。フルネームでも便利な良い補強と言える。
ポンセ選手は元大洋のカルロス・ポンセ選手で有名な名前で便利な音をしている。2回以上使いたい場面も出てくると考えられ、嬉しい補強と言えそう。また、フルネームでも「飛び込んで」など汎用性の高い音。
ヌニエス選手は歌い方次第で化けるタイプの名前。元ダイエーのホセ・ヌーニェス選手は登録名が「ホセ」なので地味に助かる。

・総評
独特な名前の選手と汎用性の高い名前の選手をバランスよく獲得した印象。基本に忠実な補強だったと言える。

広島 85点

ニック・ターリー投手(32=前ホワイトソックス傘下3A)
ライアン・マクブルーム内野手(29=前ロイヤルズ)
ドリュー・アンダーソン投手(27=前レンジャーズ)

ターリー選手は使い勝手のいい名前で良い補強。「~たり」のフレーズで使えるだけでなく「ダーリン」などにも応用が利くので汎用性が高い。フルネームでも便利そう。
マクブルーム選手は使い方が難しいが、ハマれば気持ちいいタイプの選手。「ウウウウ」と連続する部分があるため、意外な使いどころがありそう。
アンダーソン姓は3人目。痒い所に手が届くタイプの音。フルネームでも使えそうで迫力も出せそうな音。

・総評
補強人数が少ないわりにクセのある名前の選手も取っていてやきゅうた的にはそこまで嬉しくない補強だった。が、ターリー選手の汎用性の高さで補えている感。

ソフトバンク 75点

タイラー・チャトウッド投手(32=前ジャイアンツ)
又吉克樹投手(31=前中日)
※藤井皓哉投手(25=元広島)
コリン・レイ投手(31)
フレディ・ガルビス内野手(32)
※マルコ・シモン外野手(17)
※アレクサンダー・アルメンタ投手(17)
※マイロン・フェリックス投手(21)
※フランケリー・ヘラルディーノ内野手(16)

チャトウッド選手はチャットウッドにしてくれた方が嬉しかった。音だけで言えばアンドリュー・ジョーンズとか板東湧梧と同じ音。使い方が難しそう。
又吉姓は又吉克樹選手一人しかいないため、球団縛り的にはありがたいと言える。
ソフトバンク及び前身球団の藤井姓には藤井翼、藤井将雄がいるが、画像の手に入りやすさとしては微妙だったので良かったのかもしれない。
コリン・レイ選手は再入団。画像が豊富になるので嬉しい。登録名を変えてもいいんですよ?
ガルビス姓は初。「アウイウ」という音が珍しく、ダルビッシュ的な使い方が出来てありがたい。フルネーム起用もあり得なくはない。
シモン選手は使い勝手の良い名前で非常にありがたい。フルネームでの起用も考えられるので是非とも画像が出回るくらいの活躍を期待したい。
アルメンタ選手は痒い所に手が届くタイプの音で助かる。フルネーム起用はかなり難しいがそれだけにインパクトは残せると思う。
フェリックス選手は便利そう。ただ、便利そう止まりな気もする。
ヘラルディーノ選手のピラメキーノ感。使い道は思いつかない。

・総評
多くの外国人選手を補強しているだけでも評価が高いが、思ったより便利系な名前の補強は少なかった。

巨人 80点

グレゴリー・ポランコ外野手(30=前ブルージェイズ3A)
マット・アンドリース投手(32=前マリナーズ)
アダム・ウォーカー外野手(30=前米独立リーグ)
※勝俣翔貴内野手(24=前オリックス)
※鈴木優投手(24=前オリックス)
マット・シューメーカー投手(35=前ツインズ)

ポランコ選手は音としてはオバンドーと同じ。使い道はありそうだが、頻繁に使うかというと何とも言えない。
アンドリース選手はパット・ミッシュと同じ音。やっと見つけたで使えるヤツ。便利そう。
ウォーカーといえば元横浜のピート・ウォーカーだが、そんなに画像が無いのでありがたい。
勝俣翔貴選手、鈴木優選手共に球団縛りでの活躍はあり得そう。
追記:2/15に噂されていたマット・シューメーカー選手との契約合意が発表された。うっせぇわと韻が踏めるなど、結構便利そうな気はする。

・総評
可もなく不可もなくの補強。途中補強に期待。途中補強のシューメーカー選手はかなり有望と考えられたため、加点した。

楽天 75点

クリス・ギッテンス内野手(27=前ヤンキース)
西川遥輝外野手(=前日本ハム)
川島慶三内野手(38=前ソフトバンク)
※釜元豪外野手(28=前ソフトバンク)
ホセ・マルモレホス内野手(28=前マリナーズ)

ギッテンス選手は音としては林威助選手に近い。が、実際歌ってみると結構違うタイプの子音なので、母音だけで合わせると違和感を生みそう。使いどころはありそう。
西川遥輝選手、川島慶三選手、釜元豪選手は球団縛りでの起用について考えることになるが、楽天は歴史が浅い球団ゆえに在籍者数が少ないので移籍してくれただけで嬉しい。
マルモレホス選手は使いたい音をしている。ライマル起用が出来そうな名前なので積極的に使っていきたい。
・総評
可もなく不可もなくといったところ。使えたら面白い名前だが、実際に使えるかは別。

阪神 90点

※渡辺雄大投手(30=前ソフトバンク)
カイル・ケラー投手(28=前パイレーツ)
アーロン・ウィルカーソン投手(32=ドジャース傘下3A)

阪神で渡辺姓は渡辺亮選手など結構いるが、渡辺亮選手以外どれもちょっと古いので嬉しい補強にはなった。
カイル・ケラー選手はかなり嬉しい補強。「エア」という音の選手は貴重な上にフルネームでも便利、「k」の音は代替が難しいだけにとてもありがたい。
ウィルカーソン選手は林昌勇選手と近い音でまあまあ使えそう。ふぃぎゅあっとで使いたい。
・総評
人数は少ないが、全部がありがたい補強で高評価。特にケラー選手には今後何度も助けられることになる、というか既に何個か助けてもらっている。

ロッテ 75点

タイロン・ゲレーロ投手(30=前ホワイトソックス傘下)

選手会とのひと悶着のせいか補強が手薄になってしまった。が、その一人がゲレーロ選手というのがせめてもの救い。ここ数年で「エエオ」の音を持つ選手が増えてくれてありがたい。

ヤクルト 85点

アンドリュー・スアレス投手(29=前LGツインズ)
アンドリュー・ジョーダン・コール投手(29=前ブルージェイズ)

スアレス選手が抜けてスアレス選手がやってきた。便利な音なので増えてくれて嬉しい。
登録名は「A.J.コール」らしい。素直にコールにしてほしい気持ちもあるが、A.J.コールでも使い道はあるので許容範囲。今年活躍して来年の契約も勝ち取り、ぜひ登録名を変えてもらいたい。
追記:どうやら報道各所での呼称を見るとコールで起用して良さそう。C.C.リーのようなイメージだったが実際にはC.C.メルセデスと同じ扱いだったっぽい。
・総評
2人しか補強していないが、使い道の豊富な選手を獲得しており高評価。

オリックス 85点

ブレイビック・バレラ内野手(29=ブルージェイズ)
ジェシー・ビドル投手(30=ブレーブス)
ジェイコブ・ワゲスパック投手(28=ブルージェイズ傘下3A)

ジョー・マッカーシー外野手(28=レンジャーズ傘下3A)

バレラ選手は音としては他の候補が多くいるが、ラ行多めという強みを生かして戦えそう。個人的には某ヒップホップ楽曲で使いたかった。
ビドル選手の代表的な使い方は「ひとつ」だろうか。最後の音が「ル」なだけでかなり高評価。日本語の動詞が「る」で終わりがちなだけにそこを合わせられる選手は貴重。
ワゲスパック選手は使い道が難しそう。インパクトは残せるタイプなので上手くねじ込みたい。
追記:4/16、ジョー・マッカーシー選手との契約合意が発表された。「っ」や「ー」と広い使い方があるところは高評価。ただ、『~してし「まったり」』などで使うと「シ」が邪魔になるため要注意。萬谷とか松谷を優先したほうがいい。

・総評
バレラ選手、ビドル選手がピンズド補強だった。ワゲスパック選手も悪くない補強なのでそこそこの評価になった。

◎全体評価

 今年の新外国人選手は汎用的な選手も多かった一方でピンポイントな補強も目立ったと感じた。このピンポイント補強がどれだけ貢献してくれるのか次第といったところ。また、今年もコロナ禍の関係で入国が難しい状態にあり、去年のアダム・コンリー選手のような事態にならないことを祈るばかりである。それとは別に贔屓の某素晴らしい球団は補強をしてもらいたいところ。

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