三角チョコパイとの戦い①
三角チョコパイ
今年もこの季節がやってきた
私が初めて三角チョコパイを食べたのは中学2年生の時
たまたま友達に勧められて何となく購入したのだ
中学生にとって100円台で買えるおやつは貴重である
店員さんの気さくな接客を終え、出来たてがすぐに提供された
1口齧ってみると、サクサクのパイ生地とともに熱々のチョコソースが出てきた
想像以上の熱さに驚きつつ、チョコの甘さをダイレクトに感じるソースがとても気に入った
だが、ここであるあるともいわれるであろう問題が生じる
△の角からチョコが出てきてしまった&パイ生地がぼろぼろこぼれ落ちる
幸い田舎のフードコートかつ幼なじみの前だったため、ある程度の失態も笑い話になった
なんて食べるのが難しいものなのだろう。人前でこれを上品に食べるのはLv100ぐらいでは。
出来たてをかぶりつきたいけど、口の中が大惨事になってしまう。
が、しかし冷めたらサクサク感やチョコの甘さのパンチが弱くなるだろう。
パイ生地をこぼさないようにしても指で触ると油まみれになるし、そもそも熱くて包装から出すのは難しい
食べ物でこんなに感情が動いたのは私にとってほぼ初めての体験だった
まさかの魅力に魅了された私は数日後、その食べにくさを求めてマクドナルドへ行った。
しかし、三角チョコパイは冬限定のもの。
私がハマった時にはもう残りわずかの期間しか残ってなかったのだ。
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