食育じゃなくて酒育

 むかし地域の食育に関わっていたことがあったんだけど、食ってほんとうに幅が広いので、いろんなことを巻き込める便利なくくりなんだなっていうのを感じてました。
 そんなことを食育しながら思っていたんだけど、食だけじゃなくて”酒育”って大事だなって思うんですよ。
 僕は両親共に下戸で、僕はお酒飲めるんだけど、家に酒がなかったので酒との出会い方って、そんな良いものじゃなかったなって思う。特にウィスキーなんだけど、僕が初めてウィスキーを飲んだのは歌舞伎町の怪しい飲み放題の居酒屋でした。。。20年以上前だけど、友達と新宿で飲むわけですよ。で歌舞伎町の安い飲み放題とか行くんだけど、ビールとか飽きてきちゃって、なんか飲み放題のメニューにウィスキーがあるからさ、飲んでみるわけで、それが初めてのウィスキー。本当に本当にひどいものだった。。。。もしかすると焼酎にちょっとウィスキーが混じったようなものだったかも。まぁウィスキーが嫌いになるよね。
 あっでも今好きか、、、まぁでも、気持ち悪くて美味しくなくて、、、本当にこれがウィスキーなのか????と疑問がわいて、僕はそっからいろいろ酒に興味を持ったような気もするのだけど、多くはそこでもうウィスキーは飲まなくていいやって思っちゃうんじゃないかなって思ってるんだよね。
 やっぱ美味しいもの、というかちゃんとしたものを若い時に体験させるのって大事だと思うんだ。酒ってちょっと背伸びして同世代だけで飲んだりするわけで、そこでだれか酒育してあげれたらいいんだけどなー。そんな仕組み作れないかしら。

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