保護者は、学級通信をどのように受け止めているの?
学校現場において「学級通信」が話題になる際、「学級通信の発行頻度」「学級通信に書く内容」「学級通信を作成する時間」「学級通信のネタ探し」などが課題に挙がることが多いです。
書店では、そのニーズに応えるように「こうすれば学級通信は書ける!」「○分で書く学級通信のコツ」「学級通信のネタ探しは簡単!」など、どちらかと言えばハウツー要素の強い書籍が多く並んでいます。
学教通信は、読み手である保護者等(子どもも含む)を意識しながら、内容や伝え方を工夫して書くことになりますが、実際の読み手である保護者等が「発行される学級通信をどのように受け止めているか」を知る機会は少ないように思います。
保護者の視点からみた学級通信を理解する上で、1つの参考になるのが「公益財団法人 理想教育財団」が発行している【学校における各種通信の実態と教育効果に関する調査研究 最終報告書 2018】です。
報告書の中には、保護者を対象としたアンケート調査結果と考察が記載されています。
※ アンケート21項目、有効回収数541(小学校332 中学校209)
読み手を意識した学級通信や、学級通信そのものの存在を考える上で、参考になりそうな結果を示します
以上になります。
もちろん、中山間地域、離島、学校規模、都市部と地方、地域性等によって、調査結果は異なることが予想されますが、報告書の内容は、これからの通信の在り方を考える上で大きなヒントになりそうです。
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