笑える裸体

水のように入るアルコール 空気のように肌で感じる音とか 
その後の 突き放すように冷えた青の返信
盛り上がりたい時に聞く音楽とそれを作った人たちへの憧憬
ぼくの気分を上げてくれるお前らの声
くるくる廻る椅子とくるくる上がる気分
高校生たちの戯言 笑うしかない高揚感
おんなじだぉ 何度も感じたあの感じ
「腕を出せない理由があるんだよね」
「別にないよ」
見せたくない本能と 何かに任せた本体 近寄りたいのにめんどくさい
お前らが見たがる僕の体なんかいつでも晒してやる
顔を晒すより裸体を晒す方が楽だよね
僕の腕になんか誰も興味がない 笑えてとどまらない興味
笑える


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